【 利用上のご注意 】


秋田大学情報システムの取扱時に留意すること(利用者向け)

秋田大学情報戦略会議


 秋田大学のネットワーク、情報機器等の情報システムを一時的でも使用する場合、教職員、学生に加え、利用を許可されたすべての利用者(以下「利用者」と言う。)は、学内の情報セキュリティを高めることを目的とし以下の内容を遵守しなければならない。
 また、部局や管理区域によっては、更に厳しいガイドラインを定めている場合があるので注意すること。
 なお、学習目的、教育・研究・社会活動及び事務等の業務目的並びにそれらの支援目的に合致する場合において、本学の情報システムを使用すること。
 

 1. PC利用ガイドライン

(1) 利用者は、情報機器等の周辺で飲食を行ってはならない。
(2) ソフトウェア等の利用時はライセンス、著作権等を遵守すること。
(3) アプリケーションをインストールする前に、ウイルス対策ソフトウェア等により、ウイルスやスパイウェア等の有害ソフトウェアが含まれていないことを確認すること。
(4) ファイルを保存した外部記憶装置(CD-ROMやフロッピーディスク、USBメモリ等)を放置しないこと。
(5) 重要性の高い情報は、学内ネットワークに接続した情報機器に保存するのではなく、外部記憶装置を利用して管理すること。
(6) 重要性の高いファイルには、パスワードの設定や暗号化を施し、セキュリティを維持すること。
(7) 利用者は、端末室等、共用スペースに設置してあるPC端末の操作中に一時的に離席する場合は、端末をロックすること。
 

 2. 電子メール利用ガイドライン

(1) ファイルサイズの大きなメールを送信してはならない(学生用Webメール s.akita-u.ac.jp の場合、Office365の仕様に準ずる(平成29年3月現在は25MByte)。)
(2) HTMLメールのプレビュー機能を利用する場合には、ウイルスの感染に注意すること。(テキスト形式での表示を推奨。)
(3) 他人の電子メールID (電子メールサーバへのログインID) 及び電子メールアドレスを使用しないこと。
(4) 不審な電子メールを受信した場合には、電子メールを開かず、削除すること。
(5) 個人情報やプライバシーの保護を考慮すること。また、権利違反(知的財産権、著作権、商標権、肖像権、ライセンス権利等)、セクシャルハラスメント等の人権を侵害する内容、無礼及び誹謗中傷、ねずみ講に相当する内容等に該当する電子メールの送信を行わないこと。
(6) チェーンメール(同じ内容の電子メールを別の人に転送するように要請するもの等)の送信・転送を行わないこと。
(7) 電子メールに題名を付けること。また、題名は電子メールの内容が分かるように具体的かつ簡潔に書くこと。
(8) 機種依存文字コードを使用しないこと。
(9) 重要性の高い情報を含む添付ファイルを電子メールで送信する場合には、パスワードを用いて保護する必要性の有無を検討し、必要があると認めたときは、添付ファイルにパスワードを設定すること。
(10) 本文や添付ファイルに保全を要する情報が含まれている電子メールについては、適宜バックアップすること。
 

 3. ウェブブラウザ利用ガイドライン

(1) ネットワークを用いた商取引、営利目的の使用、娯楽を目的とした利用、犯罪及びそれを助長する利用等を行ってはならない。例えば、ネットオークションやネットワークマーケティング等のような営利目的での利用、SOHO(Small Office Home Office)のような自営業のための利用、オンラインゲームやギャンブル等を禁止する。
(2) 公序良俗に反する不適切な書き込みや利用を行わないこと。掲示板等への単純な書き込みであっても、内容によっては本学や本学構成員の良識が疑われる場合がある。特に、他人への誹謗中傷と誤解されるような記事、プライバシーや著作権等の侵害と疑われかねない書き込みをしてはならない。
(3) ウェブサイトの情報には、正しい情報だけでなく偽情報や誤情報が含まれている可能性があるので、ウェブサイトの情報を検討することなくそのまま採り入れないこと。
(4) 検索サイトでは、検索結果に有害なウェブサイトへのリンクが含まれている可能性があるので、安易に検索結果のリンク先を閲覧しないこと。また、検索結果リストが表示される順番は、重要度や参照頻度と必ずしも一致しているわけではないので注意すること。
 

 4. ウェブ公開(情報発信)ガイドライン

(1) ウェブを利用して情報を公開する際は、各種法令及び関連の学内規則等を遵守しなければならない。
(2) ウェブを利用した情報公開には大きなメリットがある反面、様々な危険やリスクを伴うことも承知しておかなければならない。ウェブに限らず、ネットワークの世界も現実の世界同様、自己責任の原則によって成り立っていることを忘れてはならない。
(3) 他人が保有する知的財産権を侵害してはならない。特に、ウェブ公開時には著作権侵害が発生しやすいので、十分に注意すること。
(4) 自身の肖像写真を掲載する場合は、顔を露出するリスクを十分に考慮すること。
 

 5. 利用者パスワードガイドライン

(1) 利用者が設定するパスワード文字列は、半角文字列8文字以上とし、下記4種類の文字すべてを組み合わせること。
・大文字 A ~ Z  ・小文字 a ~ z  ・数字 0 ~ 9  ・記号 !$%&()*+-/:;=?@[]^_`{|}~\
(2) アカウント情報から容易に推測できる文字列(名前、ユーザID等)、辞書の見出し語や著名人の名前等のみをパスワードとして設定することは避けること。
(3) 定期的にパスワードを変更すること。変更後のパスワードは変更前のパスワードと類似のものであってはならない。
(4) 自己のパスワードを厳重に管理しなければならない。パスワードをメモしたり、PCにそのメモを貼り付けたりしてはならない。
(5) 他人にパスワードを教えたり、不注意でパスワードが他人に知られたりしてしまうことがないよう最大限の注意を払わなければならない。
(6) 学外のインターネットカフェ等に設置されているような不特定多数の人が利用可能なPCやネットワーク(公衆無線LAN等)ではパスワードやアカウントを窃取される可能性があるので、これを用いての学内情報システムへのアクセスは避けること。
 

 6. その他

(1) 利用しているOS、アプリケーションの脆弱性情報をはじめとする情報に留意し、ソフトウェアの不具合を迅速に修正すること。
(2) ウイルス対策ソフトウェアをインストールするとともに、ウイルス情報データベースを常に最新に保っておくこと。