2013/11/08

イクメン

日々の成長を実感

 

 

 色づく紅葉も散り始め本格的な冬の足音が聞こえてくる今日この頃。風邪など引かれていませんか?

 今回は冬を迎える日本とは間逆の夏を迎える南半球,オーストラリアのイクメン事情について紹介したいと思います。
 私は約2年半をオーストラリアのメルボルンで過ごした事があるのですが,その時オーストラリアの男性はなんて家事に積極的なんだろうと思いました。一般的に家庭を持つ男性は,残業をできる限りせず仕事が終われば真っ先に家へ帰るオン・オフをしっかり分けたワークスタイルを持っている印象を当時受けました。家で家族との時間を多く持てるので子供と遊んだり,宿題を見たり,もちろん夕飯も家族みんなで食べます。私が子供の頃は父の帰りは遅く,平日はあまり一緒に夕飯を食べていなかったと思います。さらに今は共働き世帯が増え,ますます家族全員で夕飯を食べる事が減っているかもしれませんね。

 一時ホームステイをしていた事があるのですがその家のお父さんもイクメンの1人でした。帰宅後は庭の手入れや子供の面倒,夕飯の後片付けなど積極的に家事に参加していましたそんな光景を見て,私も結婚するならイクメンがいいなと思った事を覚えています。幸い主人は家事を積極的に手伝ってくれるので,将来子供ができた時にはイクメンになってくれるのではないかと淡い期待を抱いています。

 そんなイクメンの多いオーストラリアには「HOUSE HUSBANDS(専業主夫)」という名のドラマがあります。4人のパパ達が働く妻に代わり子育てに奮闘する様子を描いています。近年日本でもイクメンを題材としたドラマが何本か放送されていますよね。ドラマの様にうまく行くことは難しいかもしれませんが,仕事と生活の調和をうまく取れる様に,ワーク・ライフ・バランスについて日頃から考えて行く事が大切ではないでしょうか。

 男女共同参画推進室では,教職員のみなさんとより良い職場環境についてお話するコロコ二トーキングを企画しています。みなさんのご参加をスタッフ一同お待ちしております。

(コロコ二スタッフ 宇加)