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イベント情報

『親子でサイエンス2011 女性研究者によるコラーゲン研究の最前線』を開催しました(H24.1.4 )

会場の様子

 

森井先生

 

藤ア先生

 

服部所長(もじゃ博士)

 

実験の様子(膠で絵を描く)

 

 秋田大学では、平成23年12月23日(金)に次世代女性研究者育成事業として「親子でサイエンス2011〜女性研究者によるコラーゲン研究の最前線」を開催いたしました。
 当日は、寒波の襲来で風雪の厳しい一日でありましたが、小中高生とその保護者、一般市民の方に参加いただきました。
前半は、株式会社ニッピバイオマトリックス研究所の藤アひとみ氏と本学医学部附属病院・小児外科医の森井真也子先生を講師に迎え、コラーゲンとは何か、体の中での働きなどについて、スライドを使ってわかりやすく講演していただきました。
森井先生からは、転んですりむいた傷は、乾燥させるよりも閉鎖して湿った状態の方がきれいに治るというお話がありこれにもコラーゲンが係わっているとのことでした。
藤ア先生からは、コラーゲンが状態(分子か線維か)によって皮膚細胞にどういう影響を与えるかという研究を行い、その結果を生活に役立てたり、病気の治療に生かしたりできるようにしたいというお話をしていただきました。
 また後半は、株式会社ニッピバイオマトリックス研究所・所長の服部俊治氏こと「もじゃ博士」を講師に迎え、コラーゲンを使った観察と実験を行っていただきました。特にコラーゲンと同じ原材料である膠(にかわ)を使って絵を描き、水彩画とは異なりにじまない特性があることを体験し、参加者同士で作品を見せ合うなどして、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

 このイベントは、平成23年度文部科学省科学技術人材育成費補助金
女性研究者研究活動支援事業(女性研究者支援モデル育成)
 秋田大学「大学間連携と女性研究者支援in秋田」の事業として開催しました。

項目名 内容
日時平成23年12月23日(金)
13:30〜15:30(開場:13:00)
場所秋田ビューホテル 5階「牡丹の間」
秋田市中通2丁目6番1号
対象小中高生と保護者の皆さま
プログラム1.開会・講師紹介
2.講義T「えっ、これもコラーゲン?〜コラーゲンと仲間たち〜」
  講師:秋田大学医学部附属病院小児外科  森井 真也子先生
  講義U「コラーゲンはスーパー接着剤?」
  講師:?ニッピバイオマトリックス研究所 研究員 藤アひとみ氏
3.実験「Let’sコラーゲン観察」
  講師:?ニッピバイオマトリックス研究所 所長 服部 俊治氏(通称 もじゃ博士)
4.フリートーク(質疑応答)
5.終了・閉会
主催秋田大学