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モーター特性試験装置

旧体育館内に整備されたモーター特性試験装置(シンフォニアテクノロジー社製)をお使いいただけます。
試験容量400 kW/最高試験速度20,000 r/minまで対応可能な国内最大級のモーターベンチになります。本装置の仕様は添付PDF及び以下の表の通りです。

表 モーターベンチの仕様詳細

ダイナモ
容量 連続定格:400kW
回転速度 5,457 r/min(基底)/20,000 r/min(最高)
トルク 連続定格:駆動 700 Nm / 吸収 700 Nm(基底回転速度の範囲内)
過負荷:120% 1分間(基底回転速度以下、10%ED)
慣性モーメント ダイナモ単体:0.295 kg m2
速度制御範囲 制御範囲:0~20,000 r/min
整定精度:±0.02% FS/40~20,000 r/min間
トルク制御精度 制御範囲:0~700 Nm
整定精度:±0.3 FS/14~700 Nm間
     +トルク検出器精度(±0.2% FS)
トルク計 定格1000 Nm(HBM T40B型)
直流電源(バッテリーシミュレータ)
容量 500kW
電圧制御 制御範囲:50~1,080 V
設定分解能:0.1 V単位
制御精度:設定値× ±0.1% + 0.2 V以内(一定負荷、200回平均による評価)
電流制御 電流制御 電流制御範囲:-1000~+1000 A
※電流制限が動作した場合は、電流が既定値を超えないように出力電圧を自動調整します。
モータベンチ全容
ダイナモ(防音室内)
供試体モーター接続箇所
直流電源
モニター室

一般的には、

  • モーター・発電機の特性評価試験
  • モーターで駆動する装置の各種試験(耐久試験、耐環境試験、信頼性試験)
  • モーターベンチを体育館内に設置された電力グリッドに接続して大小システムの実証試験(下記カッパーフェザとの併用)

などの活用例があります。
上記以外の使用に関する検討や相談、利用料金については「相談窓口」からお願いします。

カッパーフェザ

旧体育館に実際の航空機(単通路型航空機)に相当する大きさのスペースを確保し、航空機の機体をトレースした電線路(ケーブルラックと支持体)を整備しています(下図)。そこに電力ケーブルやブスバーなどを配置し、モーターや発電機、負荷側機器を相互に接続することで航空機システムの実証試験が行えます。利用者の皆様が持ち込まれた供試体(モーター、発電機、負荷機械など)のシステム実証試験の場としてご活用いただけます。

モーター特性試験装置

上記以外の使用に関する検討や相談、利用料金については「相談窓口」からお願いします。