人間文化コースの紹介

学習の様子

人間文化コースの学生自習室

 人間文化コースでは、日本文化領域・国際文化領域・芸術文化領域の三つの領域に分かれ、多様な文化を学びながら、知見を広げることが出来ます。
 私は日本文化領域に所属しておりますが、他の領域の講義もバランス良く受講し多くの学びを得ています。私が受講している(した)講義の一部を紹介したいと思います。
 特定領域科目の「日本史実習」という講義では、秋田の大名であった佐竹氏が、町人に向けて掲示した触れ書きの内容について学びます。当時の社会形態・生活の様子を、古文書を通して知ることが出来ます。日本史に興味のある方は是非受講してはいかがでしょうか。基幹科目の「中国社会文化概論」では、中国文化についての基本知識を身につけると共に、中国における小説の成立過程とその変遷について理解し、古典から現代に至るまでの文学史を概観します。また、日本語翻訳を通じて具体的な作品にも触れ、そこに現れた社会背景・世界観や人生観を考察します。難しく聞こえるかもしれませんが、そんなことは全く無く、日本とは一味違った文学について親しくすることが出来ます。このように、人間文化コースには興味深い講義がまだまだ紹介しきれないほどあります。
 そして、授業と授業の間の時間に活用し、同じコースの学生同士で情報交換を行える場所が「学生自習室」です。この場所では上記の目的以外にも、友達と一緒に昼食を取ったり、同じ趣味の下、それぞれ持ち寄ったゲームなどをして息抜きをしています。真剣に講義を受けた後の、疲れた心身を癒す憩いの場となっています。

執筆者
菅原多聞 平成26年度入学 秋田県立秋田高等学校出身
進藤万梨乃 平成26年度入学 秋田県立秋田北高等学校出身