カリキュラム

履修方法

修了に必要な単位数は以下のとおりとする。

心理教育実践専攻

心理教育実践コース

区分
科目区分
修得単位数
備考
必 修 共通科目 6単位  
臨床心理士・公認心理師 関連科目 16単位  
選 択 学校心理士関連科目 2単位  
臨床心理士・公認心理師 関連科目 10単位 A群からE群までの各科目群からそれぞれ2単位
合計 34単位  

教職実践専攻

学校マネジメントコース

区分
科目区分
修得単位数
備考
必 修 共通科目 16単位 選択必修4単位を含む
コース科目 4単位 所属コースの必修科目2科目4単位
実践省察科目 2単位 注(1)参照
実践実習科目 10単位 注(1)参照
選 択

コース科目又は

他コース科目
4単位

所属コース科目又は他コース科目の 指定科目2科目4単位

共通科目,コース科目及び他コース科目

10単位 共通科目,所属コース科目,他コース科目から 5科目10単位
合計 46単位  

カリキュラム・授業開発コース及び発達教育・特別支援教育コース

区分
科目区分
修得単位数
備考
必 修 共通科目 20単位  
コース科目 4単位 所属コースの必修科目2科目4単位
実践省察科目 4単位 注(2)参照
実践実習科目 10単位 注(3)参照
選 択

コース科目

4単位 所属コースの科目から2科目4単位

コース科目及び他コース科目

4単位 所属コース及び他コース科目から2科目4単位
合計 46単位  

注(1)
学校マネジメントコースの学生は,「教職経営プロジェクトⅠ」4単位を必修とする。さらに,履修年限1年の学生は,実践実習科目10単位のうち6単位分を免除する。ただし,免除することの代替として,以下の措置を取る。
①1年次前期のリフレクションを通じて「教職経営リフレクションレポートⅠ」を作成し,評価の上,2単位分として認定する。
②1年次後期のリフレクションのまとめとして,「教職経営リフレクションレポートⅡ」(学校経営アクションプラン)を作成し,評価の上,4単位分として認定する。このレポートを実践研究報告書として提出し,審査を受けるものとする。

履修年限が2年以上となる学生は,2年次に「教職経営プロジェクトⅡ」6単位を必修とし,加えて「教職実践リフレクションⅡ」を履修する。
①1年次のリフレクションを通じて「教職経営リフレクションレポートⅠ」を作成する。

②2年次のリフレクションを通じて「教職経営リフレクションレポートⅡ」(学校経営アクションプラン)を作成する。このレポートを実践研究報告書として提出し,審査を受けるものとする。

注(2)
カリキュラム・授業開発コース及び発達教育・特別支援教育コースの学生は,「教職実践リフレクションⅠ」及び「教職実践リフレクションⅡ」の2科目4単位を必修とする。
①1年次のリフレクションを通じて「教職実践リフレクションレポートⅠ」を作成する。
②2年次のリフレクションを通じて「教職実践リフレクションレポートⅡ(現職教員は,学校改善アクションプラン)」を作成する。このレポートを実践研究報告書として提出し,審査を受けるものとする。

注(3)
カリキュラム・授業開発コース及び発達教育・特別支援教育コースの現職教員学生は,「教職実践プロジェクトⅠ」及び「教職実践プロジェクトⅡ」の2科目10単位を必修とする。カリキュラム・授業開発コース及び発達教育・特別支援教育コースの現職教員学生以外の学生は,「教職実践インターンシップⅠ」及び「教職実践インターンシップⅡ」の2科目10単位を必修とする。

カリキュラム・ツリー

・心理教育実践専攻
・教職実践専攻

修了認定

心理教育実践専攻の修了認定は次のとおりとする。

  1. 所定の期間在学すること。
  2. 所定の履修基準を満たし,34単位以上履修すること。
  3. 学位論文または特定の課題についての研究の成果の審査及び最終試験に合格すること。
  4. 学位論文の審査及び最終試験は,3人以上の学位審査委員会により行う。

学位論文を提出できる者は,研究科に1年以上在学し,所定の授業科目について24単位以上(当該年度中に修得見込みの単位も含む。)を修得した者とする。

教職実践専攻の修了認定は次のとおりとする。

  1. 所定の期間在学すること。
  2. 所定の履修基準を満たし,46単位以上履修すること。
  3. 実践研究報告書の審査及び最終試験に合格すること。
  4. 実践研究報告書の審査及び最終試験は,3人以上の学位審査委員会により行う。

学位

心理教育実践専攻を修了した者には,修士(教育学)の学位を授与する。

教職実践専攻を修了した者には,教職修士(専門職)の学位を授与する。

取得できる教育職員免許状の種類

専 攻
コース
取得できる免許状学校種
教科・領域
教職実践 学校マネジメントコース
カリキュラム・授業開発コース
発達教育・特別支援教育コース
幼稚園  
小学校  
中学校 国語,社会,数学,理科,
音楽,美術,保健体育,家庭,技術,英語
高等学校 国語,地理歴史,公民,数学,理科,音楽,美術,保健体育,家庭,工業,情報,英語
特別支援学校 知的障害者・肢体不自由者・病弱者

臨床心理士受験資格について

 臨床心理士受験資格は,日本臨床心理士資格認定協会が心理教育実践専攻心理教育実践(臨床心理学)コースを第1種指定校として認定したことによる受験資格である。

この資格を得るためには,心理教育実践専攻において指定科目の単位を修得し,臨床心理学分野の課題研究と学位論文審査に合格しなければならない。

学校心理士資格について

 学校心理士, 学校心理士補の資格認定は 「学校心理士」 認定運営機構が行う。 心理教育実践専攻において指定科目の単位を修得した場合は学校心理士補の資格を, また, 指定科目の単位を修得し, かつ1年以上の学校心理学に関する専門的実務経験を有する場合には学校心理士の資格を申請することができる。

教職チャレンジ制度について

 教職チャレンジ制度は,大学院生に学部開講の授業を無償で開放し,希望校種の教員免許状を取得できる制度である。取得できる免許状は原則として1校種であり,中学校及び高等学校の免許状においては1教科・領域に限る。また,大学院で所定の単位を修得することにより,専修免許状を取得することもできる。

ただし,修得済みの教職科目の単位数の関係で,在学期間は3年から4年になる可能性がある。