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Vol.45「雷鳴に見送られ」(2012.3.22)

 

 豪雨。そして雷鳴。いったいどうなるかと思った天気は、気がつくと青空に。3月22日、秋田大学は卒業式を開きました。東日本大震災のため、昨年は一同に集うことができなかった式典。この日は、計1213人が、それぞれの学位記を受け取りました。
 それにしても、1200人もの若者が集まると、ムーッとするほどの熱気が生まれます。加齢臭の漂う会議室とは違い、元気になってくるような「気」が漂う、不思議な空間です。
 何かの縁で生まれ、各地で育まれ、人生の一時期に偶然、同じキャンパスに集った若者たち。これから再び各地に散り、様々な人生を歩みます。式典が終わって会場を離れる彼ら・彼女たちを眺めながら、一人一人の肩をたたき、声をかけたい気分になりました。もっともそんなことをしたら、「おっさんもがんばれよ」と言われてしまいそうですが……。
 ガサッと学生が旅立ち、キャンパスは寂しくなりました。でも、まもなく入学式。不思議な縁で結ばれた新しい仲間たちが、秋田大学に集まってきます。(高)