秋田大学シンポジウム「日本海側北部地域における震災とその対策について-東日本大震災を踏まえた地域防災のあり方を考える-」を開催しました。

 

宮城県石巻市亀山紘市長による特別講演1

 

工学資源学研究科松冨英夫教授による特別講演2

 

パネルディスカッションの様子

 

被災地のパネルを展示

 

 秋田大学地域創生センターは,平成23年11月1日(火)に標記シンポジウムを秋田県との共催で開催いたしました。
 これは,3月11日の東日本大震災を教訓とし,特別講演およびパネルディスカッションを通じて,秋田県ないし日本海側北部地域における防災・減災における県民一人一人の意識向上を目的としたものです。
 シンポジウムでは,特別講演1として東日本大震災で甚大な被害のあった宮城県石巻市亀山紘市長から,「最大の被災地石巻からの報告~災害に強い復興モデル都市を目指して~」と題し御講演いただきました。亀山石巻市長は,震災直後の石巻市の状況を踏まえたうえで,石巻市を世界の復興モデル都市とするための今後の具体的な取り組みを述べました。
 特別講演2では,秋田大学大学院工学資源学研究科松冨英夫教授から「津波災害と今後の課題例」と題し御講演いただきました。松冨教授は,東日本大震災における津波災害を学術的面から解説し,施設整備と防災体制整備,災害に強い街づくりの総合的な対応が必要であることを説明しました。
 パネルディスカッションでは,教育文化学部林信太郎教授のコーディネートの下,当センター地域防災部門水田敏彦准教授,同鎌滝孝信准教授,野越三雄地域創生センター地域防災アドバイザー,および被災地を実際に取材している秋田魁新報社報道部小松嘉和記者の4名がディスカッションを行いました。ディスカッションでは,「過去の災害を教訓として,これからの防災教育を行うこと」「秋田大学が秋田県の中核となり,地域防災および減災に取り組んでいくこと」「秋田大学が地震・津波の詳細を詳しく調査・研究し,秋田県民の防災意識の向上につなげてほしい」などの意見交換がありました。
 また,シンポジウム会場前のロビーでは,松冨教授および荻野俊寛准教授(同所属)からの提供による東日本大震災直後の写真展示を行いました。被災直後の想像を絶する光景に,参加者はあらためて震災の甚大な被害を実感していました。

 地域創生センターでは,このシンポジウムのほか,講演会,講義等を通じて,広く秋田県の安全・安心のために活発な活動を行っていきます。県内の防災・地震におけるご相談等がありましたらご連絡ください。