中学生科学教室「果物の香りを作ろう!」を開催しました。【横手分校】

 

 

 

 

 

 横手分校は1月10日(火)、秋田県立横手高等学校「青雲館」を会場に、中学生科学教室「果物の香りを作ろう!」を開催しました。
 香りに関する化学反応の実験を楽しみながら体験することで、化学そのものに興味を持ってもらうことを目的にしており、秋田大学工学資源学研究科の井上幸彦先生が講師を務めました。当日は横手市内の中学生10名と横手高校定時制の生徒3名が参加し、冬休みの1日を化学実験で楽しみました。
 実験は3種類のアルコール、カルボン酸からそれぞれ1つを選び、化学反応により果物の香りをつくるというもの。試験管にアルコールを入れ、カルボン酸を加えたときに強烈な香りがしたり、カルボン酸の1つである酪酸は銀杏のような香りがするなど、参加者は香りを確認するのに大変な様子でした。
 2種類の試薬をしっかりと混ぜ、化学反応を促すために濃硫酸を加え、その後80℃に加熱したお湯に入れて温めると、試験管の試薬が2層になり徐々に甘い香りがしてきました。井上先生が「上に出来ている層が果物などの中に多く含まれているエステルという物質です」と説明すると、参加者は「あんなに刺激の強い匂いが甘い匂いになるなんて」と驚いていました。混ぜ合わせる試薬によって、バナナ、りんご、パイナップルなどの香りに変化し、参加者は香りの変化を楽しみました。
 最後に先生から化学反応の解説があり、参加者からは「化学という分野が思ったより身近に感じることができた」「化学部でもこのような実験をすることはないのでとても良い体験ができました」といった感想が聞かれました。