平成24年度課題研究推進(防災教育に関する研修会)において、水田地域防災部門長、野越地域防災アドバイザーが講演を行いました。

 

講演する水田地域防災部門長

 

講演する野越地域防災アドバイザー

 

 秋田市小中学校教員を対象に、防災・減災のための対応を考えることを目的とした研修会が8月8日(水)、秋田市教育研究所にて行われ、地域創生センター水田敏彦地域防災部門長および野越三雄地域防災アドバイザーが講演を行いました。

 水田地域防災部門長は「東日本大震災に学ぶ実践的な防災教育」と題し、地震・津波の基礎事項のほか、秋田市内で過去に発生した地震災害や東日本大震災における被害や避難の事例を紹介し、被害が拡大した原因や被害を受けずに済んだ理由ついて説明しました。また、実際に地域の安全安心マップを作成した小学校の取り組みを紹介し、「防災教育には教科書にない『地域の視点』が重要であり、学校だけにとどまらず地域と連携した『地域の教育力』が必要」と説明しました。
 野越地域防災アドバイザーは「東日本大震災と秋田の地震と対策について」と題し、過去に発生した地震被害の写真や地形図を用いながら、地震・津波の発生の仕組み等を解説した後、秋田県でこれまでに発生した地震による液状化被害について説明しました。男鹿市若美町や秋田市新屋松美町・新屋元町などの液状化被害の事例を挙げ、昔と今の地図を見比べながら、土地利用の変化をもとに被害の原因を説明しました。最後に「いざという時にしっかりと避難するには、地震や防災に関する知識を十分に子どもたちに伝え、興味関心を高めることが重要」と述べ講演を終えました。
 参加者にとっては、自身の学校で今後取り組む防災教育について改めて考える契機となったようでした。

 地域創生センター地域防災部門では、シンポジウムや講演会、出前講義を通じて広く秋田県の安全・安心のための活動を行っています。県内の防災・地震におけるご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。