平成24年度防災・日本再生シンポジウム「地震災害における防災人育成シンポジウム-東日本大震災の教訓をスタートとして-」を開催しました。

 

講演する西木正明客員教授

 

講演する本田敏秋遠野市長

 

パネルディスカッションを行う栗林大仙市長ら

 

 平成24年度防災・日本再生シンポジウム「地震災害における防災人育成シンポジウム~東日本大震災の教訓をスタートとして~」を10月30日(火)に大仙市大曲市民会館を会場に開催しました。
 本シンポジウムは、大仙市および一般社団法人国立大学協会との共催により、防災・減災活動において、地域で自発的に活動できる人材(防災人)の育成を考えることを目的として開催しました。
 県内各自治体職員および一般市民257名が参加し、吉村学長、栗林次美大仙市長の挨拶後、西木正明客員教授(作家)が「災害と文化」と題し、地震災害が地域の文化あるいは住民の気質へ与える影響について、氏の執筆活動による多くの経験を基とした、国内外あるいは歴史的観点からの基調講演を行い参加者の興味を引きつけました。また、本田敏秋岩手県遠野市長が「現場主義からの被災地後方支援」と題し、東日本大震災において遠野市が実施した沿岸被災地への後方支援活動について、「法と手続を超えた対応が必要だった」と述べ、被災地支援活動時の苦労と、国・県を含めた新しい制度の構築について提言を行いました。
 また講演後には、水田敏彦地域防災部門長をコーディネーターとしたパネルディスカッションを実施しました。パネラーは講演した二氏に加え、栗林次美氏、郡山茂樹氏(大仙市総務部次長兼防災管理監)、大信田孝文氏(大仙市ボランティア)の五氏。大仙市が取り組んでいる、秋田県における後方支援活動拠点構想や防災における人材育成、ボランティアとして従事した経験等について発言があり、防災人を育成するための、行政あるいは市民それぞれの立場から意見交換、提案などを行いました。
 このシンポジウムにより、将来発生すると予想される大規模地震において、大仙市が秋田県の後方支援活動拠点地域となることのさらなる意識啓発となったことに加え、東日本大震災を風化させず、参加者が過去の地震災害について知り、これからの防災・減災活動について何を行っていくべきかを考える内容豊かなシンポジウムとなりました。