第31回国立大学附属病院医療安全管理協議会総会を開催

 

挨拶する羽渕病院長

 

説明する丸山室長

 

講演する上田総長

 

講演する近藤理事・副学長

 

全体会議の様子

 

 秋田大学は10月26日と27日の両日、秋田市内のホテルを会場に「第31回国立大学附属病院医療安全管理協議会総会」を開催しました。
 同会議は、国立大学の大学附属病院、医学部附属病院、歯学部附属病院及び附置研究所附属病院における診療、教育及び研究に係る諸問題及びこれに関連する重要事項について協議し、相互の理解を深めるとともに、意見の統一を図り、我が国における医学・歯学・医療の進歩発展に寄与することを目的として発足した国立大学附属病院長会議の下で、大学病院に共通する専門的な事項を調査研究するため設置された5つの協議会の一つ。国立大学附属病院の医療安全管理や危機管理について、病院間の連携協力体制を構築する場として毎年、春と秋の2回総会が開催されています。今回は、本学が当番校となり、全国の国立大学附属病院から副病院長、GRM(医師・看護師・薬剤師)、医事課長ら約290名が参加しました。
 はじめに医学部附属病院の羽渕友則病院長が挨拶。続いて文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室の丸山浩室長が挨拶しました。
 1日目の全体会議では、「特定機能病院間相互のピアレビューについて」「平成29年度特定機能病院管理者研修事業」等について報告がありました。また、特別講演では、地方独立行政法人奈良県立病院機構奈良県総合医療センターの上田裕一総長が「院内医療事故調査から見えた大学病院の弱点~医療の質を高めるには~」と題して、「医療の質の評価として、全ての診療科の医療の質、医療水準の把握は不可能であること」「安全性に重点を置いたチームの特徴として、組織的な学習を常に行っており、エラーを論じる透明性、メンバーがチームの一部の役割を果たしていること」などについて講演しました。
 2日目には、近藤克幸理事(総務・情報・病院経営担当)・副学長が「秋田大学医学部附属病院での自動認識技術を活用した取り組み」と題して講演。医学部附属病院におけるICタグを活用したベッドサイドでの注射認証、輸血認証、外来化学療法での注射認証、点滴台認証装置等の導入により、インシデント数の減少や看護業務における精神的疲労の軽減が図られたことなどについて報告しました。
 講演会後には、地区会議及び全体会議が行われるなど、二日間を通した活発な意見交換等により、医療安全に関する質の向上などについての理解と情報共有が深まり有意義な成果をおさめることができました。