「第16回医理工連携"夢を語る会"」を開催

 

講演する神林准教授

 

医療ニーズについて紹介する看護部職員

 

VR・AR研究について説明する水戸部教授

 

VR・AR技術を体験する参加者

 

多くの参加者がVR・AR技術を体験

 

 秋田大学は2月14日、「第16回秋田大学医理工連携“夢を語る会”」を開催しました。この会は、医学・保健学・理工学等の分野の異なる研究者、メディカル・スタッフ、職員等が一堂に集まり、医療・福祉関係者が使用する「もの」や「こと」(器具・機器・設備・用途など)について、業務や生活上で不便と感じていることを解決し、新たな「もの」や「こと」を生み出すため、自由なアイデア“夢”を語り合い、その夢を現実に変えていくことを考える会として、平成26年度から実施しています。
 16回目の開催となる今回は、大学院医学系研究科の神林崇准教授から「睡眠を最適化して認知症の発症を予防する」と題して講演があり、睡眠の改善により認知症の症状を予防する試みや認知症の種類によって脳内に蓄積される物質が異なること等について紹介がありました。引き続き、医学部附属病院看護部から、「患者がベッドサイドで端座位を取る際の軽量な簡易バックレストの開発」、「赤ちゃんにやさしい環境を考える~安全・正確・低コスト蓄尿バッグの開発~」の2件のプレゼンテーションが行われ、自らの端座位保持が困難な患者が容易に端座位となることができるハイバックで肘掛けつきのベッドサイドに足を下ろせる簡易な椅子や、コストの問題で製品化されていないため、成人用蓄尿バッグの使用や施設内の衛生材料を組み合わせによる手作りなどで対応している新生児用蓄尿バッグ製品化の必要性について紹介されました。
 さらに、大学院理工学研究科の水戸部一孝教授から「モーションキャプチャと医療・福祉向けVRへの展開」として、医理工連携研究により、学生が医療現場を体験することで研究のゴールを自覚して自主性が養われていることや磁気式モーションキャプチャ技術やVR技術を医療・福祉向けに応用した研究の取り組み等について講演がありました。
 講演の最後には、医療・福祉向けのVR(Virtual Reality)・AR(Augmented Reality)応用研究のデモンストレーションが行われ、参加者は実際にそれぞれの技術を体験し、VR・AR研究への関心をより一層深めていました。
(次回開催予定日:平成30年5月9日(水))