「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト in 湯沢市」を開催

 

進行役の尾野医学部長

 

カフェの様子

 

 秋田大学は9月29日、湯沢雄勝広域交流センターで「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト in 湯沢市」を開催しました。
 このイベントは、医学や健康について、本学の教員が分かりやすく解説する「公開講演会」と自由に「意見交換をする場」を組み合わせたもので、秋田県各地で毎年度開催しており好評を得ています。平成29年度第1回の開催は湯沢市で行われ、市内の高校生や市民ら約100名が参加しました。
 医学部の尾野恭一学部長がサイエンスカフェ・マスターとして進行役を務め、高齢社会を明るく元気に生きるためのヒントを、本学の教員2名がそれぞれの専門の立場から話題を提供。医学部保健学科の安藤秀明教授は「がんへの備え~どうやってがんとつきあえばよいか~」をテーマに、「病気と診断される前から、家族との話し合いをしておくことなどが病気への備えとして大切である」と説明しました。また、理工学部システムデザイン工学科の巖見武裕教授は「超高齢化社会に対する医療・介護機器開発」をテーマに、医学部整形外科などと共同研究・開発した、機能的電気刺激(FES)について講演を行いました。
 講演後は、一般の方から「がんへの向き合い方」について、将来看護師を目指しているという高校生からは「がんと診断された患者さんに、どのように寄り添ったらよいか」などの質問が寄せられました。また、医理工連携に興味があるという高校生からは、本学のVR(バーチャル・リアリティ)の取り組みに関心が示されるなど、活発な意見交換が展開されました。地域住民、高校生そして大学教員とが交わったカフェは、医療人育成の視点にも話題が向けられ、予定時間も超過し有意義な交流、ディスカッションの場となりました。
 「メディカルサイエンスカフェ・ネクスト」は、次回は横手市増田での開催を予定しています。