「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト in 横手市増田」を開催

 

進行役の尾野医学部長

 

「肺がん」について講演する医学部附属病院今井講師

 

「高齢者の入浴事故」について講演する教育文化学部髙﨑教授

 

カフェの様子

 

 秋田大学は横手市との共催により11月21日、増田地区多目的研修センターで「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト in 横手市増田」を開催しました。
 このイベントは、医学や健康について本学の教員が分かりやすく解説する「公開講演会」と自由に「意見交換をする場」を組み合わせたもので、“喫茶店”の雰囲気で気軽に立ち寄れる交流の場として、県内各地で毎年度開催しているものです。今年度第2回となる横手市増田のカフェには、市民・高校生ら約40名が参加しました。
 医学部の尾野恭一学部長がカフェ・マスターとして進行役を務め、高齢社会を明るく元気に生きるためのヒントを、本学の教員2名がそれぞれの専門の立場から話題を提供。医学部附属病院胸部外科の今井一博講師は「美の国『あきた』が私たちを救う!~肺がんを知る~」と題し、秋田の郷土料理であるしょっつる鍋を例に「日本における和食などの食習慣(低脂肪摂取など)は、喫煙による肺がん相対リスクが欧米に比べると低い」と解説しました。また、教育文化学部教育実践講座の髙﨑裕治教授は「高齢者の入浴事故と健康づくりのための身体活動基準」をテーマに講演。高齢者の入浴事故率の低い地域のデータを基に「入浴回数月15回、入浴時間15分、浴室15℃以上の環境が、事故の減少に繋がると考えられる」と述べ、これを『15のススメ』として解説しました。
 講演後は参加者と教員との間で、がん治療薬「オプジーボ」のことや保険診療のこと、居間と脱衣所の気温差による「ヒートショック」のことなどに関して活発な意見交換がなされました。また、終了後の参加者からのアンケートでは「定期検診の大切さを改めて感じた」「日頃の運動の大事さを再確認した」などの意見が寄せられ、『明るく元気に生きる』ヒントを感じ取っていただく有意義なカフェとなりました。