山本文雄学長等がベラルーシ国立医科大学を訪問

 

 秋田大学の山本文雄学長は、尾野恭一大学院医学系研究科長らと共に、大学間学術交流協定校のベラルーシ国立医科大学(Belarusian State Medical University)(以下「BSMU」)を訪問し(5月10・11日)、シコルスキー学長らと今後の交流に関する協議を行うとともに、同大主催の心臓医・セラピストに関する国際会議に出席し講演を行いました。
 今回の訪問は、昨年10月(山本学長と尾野研究科長が訪問し講演)に引き続いてBSMUが主催する第2回国際会議の機会を捉えて、両大学の25年以上にわたる長年の交流を、第2ステージとして深化させていくための踏み込んだ協議を行うことを目的としたものです。
 本学とBSMUは、旧ソビエト連邦が崩壊した1991年より若手医師の交流を始め、2004年に医学研究の分野における連携協定を結びました。その後も、心臓血管学や循環器学の領域を中心に、研究者や若手医師を毎年受入れるなど、活発な交流を行っています。
 両大学で協議を重ねた結果、第2ステージの交流として、これまで毎年行われていた同大若手医師の受入研修に加えて、本学の医師を派遣して実地研修を行うことや、より多くのBSMUの医師や学生を対象とする交流として、テレビ会議システムを活用した国際会議を開催するなど、新たな交流の形も検討していくこととなりました。また、関係機関として、日本ベラルーシ友好協会の長年にわたる協力に加えて、在ベラルーシ日本国大使館との連携の可能性も検討していくこととなりました。
 国際会議では、開会式でザルコ副首相及びピネヴィッチ保健副大臣の来賓挨拶、シコルスキー学長の開会挨拶とともに、德永博基駐ベラルーシ共和国日本国大使による来賓挨拶が行われました。本学からは、山本学長が心臓外科医療に関する講演、尾野研究科長がリズム・伝導疾患の研究に関する講演を行い、300名以上の医師及び学生が熱心に聴講していました。また、BSMUからは、本学での受入研修も経験し現在同大で中心的な役割を担っているミチコフスカヤ教授をはじめ多くの医師から講演があったほか、海外からは、ロシア、カナダ、スウェーデン等、BSMUと長年交流を行ってきた研究者を中心に講演がありました。
 また今回の訪問では山本学長は、これまでに本学で研修を受けた多くの若手医師と会われ近況や今後の交流について意見を交わしました。
 「日本とベラルーシ共和国の外交関係が樹立したのは、旧ソ連崩壊後の1992年だが、秋田大学とBSMUとの交流はそれ以前に始まっており、歴史的に見ても素晴らしい交流関係である」と徳永大使が言われているように、両国の関係とともに、本学と同大との交流発展が一層期待されます。

シコルスキー学長との会談
(左から)尾野医学系研究科長、山本学長、小川通訳、佐々木日本ベラルーシ友好協会事務局長
(右から)シコルスキー学長、ミチコフスカヤ教授、ルジェノック国際担当副学長

 


講演の様子
(写真左)山本学長
(写真右)尾野医学系研究科長

 


来賓挨拶の様子
(写真左)ザルコ副首相
(写真右)德永駐ベラルーシ共和国日本国大使

 


BSMU国際会議場の様子