子ども見学デーを開催しました。

 

学長室での記念撮影(前列中央が吉村学長)

 

すず合金鋳物作りに挑戦する参加者

 

 秋田大学では8月19日(水)、「平成21年度秋田大学子ども見学デー ~ぼくもわたしも今日は一日、大学生!~」を開催しました。
 「子ども見学デー」は、大学内の見学、体験などを通じて、親子のふれあいを深め、子どもたちの夏休みを広く社会を知る体験活動の機会とするとともに、大学に対する関心を深めることを目的として毎年開催しています。
 参加した県内の親子208人は、はじめに60周年記念ホールに集合し、吉岡副学長からの歓迎の挨拶、秋田大学の紹介のあと、学長室を見学し吉村学長との記念撮影を行いました。続いて教育文化学部(天文台見学・体験)、医学部(感染症のシミュレーション)、工学資源学部1(EPMAによる金属材料組織の観察)、工学資源学部2(すず合金鋳物を作ろう)、工学資源学部3(ものづくり教育を体験)、工学資源学部4(おもちゃでエレクトロニクス)、附属図書館(豆本及びメモ帳の制作)、総合情報処理センター(パソコンでうちわを作ろう)の8つのコースに分かれ、それぞれの体験コースを楽しみました。
 コース終了後は鉱業博物館の自由見学に移動し、サイエンスボランティアの説明を受けながら様々な展示物に驚きの声を上げていました。また、学長室で撮影した記念写真を子どもたち全員が受け取り、喜びも倍増の様子でした。
 今年で5回目の開催ですが、秋田大学恒例のイベントとして定着しつつあり、年々参加希望者が増加しています。子どもたちにとっては、普段入る機会のない大学の研究室や図書館等で様々な体験をすることが新しい発見となっているようで、子どもたちからは「手作りで自分だけの作品が作れて楽しかった」「秋田大学で将来勉強がしたい」との感想がありました。また、一緒に参加した保護者にとっても子どもたちがもの作りに一生懸命取り組んだり、大学の教員や学生に質問したりする姿を間近でみる良い機会となりました。