秋田大学、創立70周年記念学生プロジェクト発表を開催

 

開会挨拶を行う山本学長

 

第1部のプロジェクト発表の様子

 

会場の様子

 

第2部のパネルディスカッションの様子

 

 秋田大学は9月28日、秋田市のカレッジプラザを会場に、創立70周年記念事業の一環として秋田大学創立70周年記念事業「学生プロジェクト発表~未来を担う秋田大学生たち~」を開催しました。
 本企画は、地域社会や高校生たちに向けて本学の学生プロジェクトの取り組みや成果について公開発表を行うとともに、大学が教育を通して地域産業の成長や医療・福祉体制充実のために地域に果たす役割、そして進むべき方向について意見交換を行うことを目的としたものです。
 第1部では、教育文化学部、医学部、理工学部を代表する全6チームが、日頃、授業や課外活動で取り組んでいる地域や産業界と連携したプロジェクトの成果について発表を行いました。このうち、地元の印刷会社で実習を行った教育文化学部のチームからは、地域の資源を冊子で紹介する取り組みについて発表があり、冊子の制作を通して地域活性化のために印刷・広告業は何ができるか、地域の活性化の方法を考察することなどについて説明がありました。
 また、第2部では、学生プロジェクトへの協力企業・団体関係者と学生代表のほか、探究授業やボランティア活動等で地域に接している高校生が一同に会し、未来を担っていく本学の学生たちが地域の発展にどのように貢献していけるのかなどについて、さまざまな視点を踏まえたパネルディスカッションが繰り広げられました。
 当日は、県内の高校生や高校教員、地域の企業関係者ら160名が来場し、地域課題の解決に向けた学生の取り組みに熱心に耳を傾けていました。聴講した高校生からは、「自分が看護師になることへの目的や役割について考える大事なきっかけとなった」「大学の魅力的な活動を知ることができてさらに進学への思いが深まった」などの感想が寄せられました。