秋田大学の学生らが「東北地域ブランド総選挙」で最優秀賞・優秀発掘賞の受賞を学長へ報告

 

報告の様子




 

チーム横手やきそばとの集合写真
(左から日向さん、野崎さん、大渕さん、益満准教授)


 

チーム秋田由利牛との集合写真
(左から佐藤さん、菅原さん、伊藤さん、益満准教授)


 

 教育文化学部1年生の学生2チームが12月20日、東北6県18チームから予選を勝ち抜いた10チームによる「東北地域ブランド総選挙」の最終審査会(プレゼンテーション最終審査)(せんだいメディアテーク)にファイナリストとして出場しました。同コンテストは、特許庁と東北経済産業局が主催するもので、東北地域の大学生が地域団体商標権者を取材し、取材に基づく地域商品やサービスの魅力をインスタグラム上で発信するとともに、今後の新商品や新ビジネスのアイデア、PR方策等を競い合う大会です。出場したチーム横手やきそば(大渕莉子さん、野崎杏菜さん、日向海帆さん)が最優秀賞、チーム秋田由利牛(伊藤日夏さん、佐藤聖真さん、菅原伶那さん)が優秀発展賞を受賞したことを本学の山本文雄学長に1月7日、報告しました。
 始めに益満准教授より山本学長に大会の概要・参加した経緯について説明があり、続いて2チームの代表者からプレゼンした内容についての説明がありました。山本学長からは「本学から2チームも最終審査に出場し、受賞したことは誇りに思う。これからの活躍に期待している」と同コンテストの受賞を激励しました。

●当日のコンテストの様子は以下のとおりです。

 チーム横手やきそばは「横手やきそばが美味しい理由(ワケ)」というテーマで発表しました。発表者のひとりである大渕莉子さんは、「横手やきそばは、第二次世界大戦後、夫を亡くし子供を女手一つで育てていかなければならなくなったお母さんたちに一人の屋台職人がボランティアでやきそばの作り方を教え歩いたのが始まりです。まさに横手やきそばは生きるための糧でした。横手やきそばを愛する市民のみなさんが受け継いできた「郷土愛」という名のスパイスが入っているから横手やきそばがこんなにも美味しく、国内外からお客が絶えないのです」と横手やきそばの魅力をアピールしました。
 本学から出場した2チームは、教育文化学部地域文化学科の「地域学基礎」を受講している学生であり、授業で各チームが作成したビジネスプランを指導教員ととともにブラッシュアップし、コンテストに臨みました。堂々としたプレゼンは、審査委員はもちろんのこと、斬新なビジネスプランを聴きに会場に詰めかけた多くの観客の心をしっかりと惹きつけていました。

 コンテストの審査結果は以下のとおりです。

・最優秀賞 チーム横手やきそば
  教育文化学部 1年 大渕 莉子さん
  教育文化学部 1年 野崎 杏菜さん
  教育文化学部 1年 日向 海帆さん

・優秀発展賞 チーム秋田由利牛
  教育文化学部 1年 伊藤 日夏さん
  教育文化学部 1年 佐藤 聖真さん
  教育文化学部 1年 菅原 伶那さん