【大学COC事業レポート】「聞き書きボランティア養成講座 in 横手」を開催しました。

 

 

平成高等学校の生徒から聞き書きをまとめた冊子の贈呈

 

 5月25日(日)、サンサン横手(横手市条里二丁目)で聞き書きボランティア養成講座を開催しました。

 「聞き書き」とは、お年寄りの話を聞いて、それを記録し、後生に残すことをいいます。長い人生の中で「楽しかったこと」「うれしかったこと」「小さい頃の遊びや暮らし」などをお年寄りから思い出してもらい、聞き書きにより物語をまとめる過程でお年寄りからたくさんのことを学ぶと共に、お年寄りにとっては、話すことで生きがいに感じてもらうことをねらいとしています。

 この養成講座は、COC事業の取り組みとして平成25年度から開催しているもので、横手市での開催は2年連続となります。

 今回は、社会福祉法人横手市社会福祉協議会の協力を得て傾聴ボランティアの方々の参加もあり、一般の方や横手市内の高校生など合わせて27名の参加がありました。

 はじめに、大学院医学系研究科保健学専攻の中村順子教授が「聞き書き」のすすめについて説明し、その後、聞き書き実践教室を行いました。

 終了後は、平成高等学校の生徒から、2月20日に行った聞き書きをまとめた冊子の贈呈がありました。

参加された方々のほとんどが初めての参加で「本当に参考になった」「フォローアップ講座の開催をお願いします」といった意見が寄せられました。