秋田大学北秋田分校が大館市で「わくわく 子ども科学教室」を開催しました。

実験の説明を聴く児童

 

多数の参加者で賑わう会場

 

 11月18日(日),大館市立有浦小学校の体育館で,秋田大学北秋田分校と大館北秋田理科教育研究会の共催行事「わくわく 子ども科学教室」を開催しました。この科学教室は同日行われた児童生徒理科研究発表会の終了後に開催されたもので,発表会に参加した大館市,北秋田市内の小学校の児童とその保護者約300名が,様々な科学実験を通して,身の回りにある科学への興味を深めました。
 当日は「電池をつくってみよう!」「身近なエコを体験しよう!」など4つのテーマに基づいて体験ブースが設置され,秋田大学工学資源学研究科中田研究室の教授や学生らが実験を披露,児童への指導に当たりました。
 人気だったのはスライム作り。作ったスライムはおみやげに持って帰ることができるということもあり,順番待ちができるほどの盛況ぶりでした。他のブースでも,風力発電,燃料電池などエコをテーマとした展示や、重曹と酢を反応させて二酸化炭素を発生させる実験など,身近にある科学について楽しみながら理解を深められる内容が盛りだくさんでした。
 会場からは「楽しい」「すごい」という声に加え,「なんで」「どうやって」といった問いかけの言葉も聞かれ,今回の科学教室を通して,児童たちの中で科学への興味,探求心が生成されていることを伺い知ることができました。