平成24年度 大学生・高校生教職体験プログラム「教育ミニミニ実習」が終了しました(後半)。

保護者懇談会の様子

 

実習授業の様子(大学生)

 

実習授業の様子(高校生)

 

 横手分校は,教職を目指す秋田大学の学生・秋田県南地区の高校生を対象に,教職体験プログラム「教育ミニミニ実習」を企画し,1月10日(木)にプログラムの全日程を終了しました。

 後半となる1月9日(水),10日(木)は中学1・2年生対象の学習会の指導補助活動の他に,保護者懇談会への参加に加え1人40分の実習授業を行いました。

 9日に行われた保護者懇談会では横手市南民生児童委員協議会,横手南中学校PTAの方々にご協力いただき,あらかじめ実習生が準備をしていた話題「保護者が教師に望むこと」や「いじめの問題」についてなどをグループに分かれて話し合い,活発な懇談となりました。

 また,プログラムの最終日となる10日には1人40分の実習授業を行い,この日のために事前準備を念入りに進めていた実習生は緊張しながらも精一杯授業を終え,実習が終わる頃には達成感の中にも各々の課題や目標が見えてきたようでした。

 実習の最後にはこの5日間の活動を振り返り,実習生からは「日を追うごとに教えることの楽しさを実感できた。」「教える立場になり,先生の大変さやその分のやりがいを実感した。今後の進路についてとても参考になった。」との感想がありました。
 また,横手南中学校の伊藤孝俊校長より「生徒や保護者は教師の人柄を見ます。教師の前に人としての魅力を磨き,明快で明るく迷わない指導ができる教師になってください。」と,根岸均横手分校長からは「これから高校に戻り授業を受けるとこれまでと先生の見方が違ってくると思います。今回身につけた視点を忘れずにこれからの生活を送ってください。」と実習生に向け今後への期待を込めた言葉が贈られました。