北秋田市立阿仁中学校 大学訪問(H25.5.29)

地球物理探査の方法を聞く

 

電気探査観測・・・並んで杭を打ち込む

 

電気探査観測・・・電流を流し抵抗を計測

 

 5月29日(水)阿仁中学校2年生22名が,職場体験学習の一環で来学しました。
 阿仁金山に代表される鉱山で栄えた土地柄もあるのでしょう,資源に興味があるという生徒が多く,そこで今回は地球資源学科や附属鉱業博物館を見学していただきました。

 まず始めに,地球資源学科の応用地球物理学実験室を見学しました。地球物理探査にはどんな方法があるかの説明があり,続いて,探査方法のひとつである電気探査について,実際に利用されている装置を用い観測体験をしました。
 地面に杭を打ち,その杭に電流を流して抵抗の強弱を計測し地中の構造を探査するものですが,杭の間隔を変えながら何度も計測しました。
 この観測は大学の授業にも組み込まれており,生徒は大学授業の一端を体験したことにもなりました。

 鉱業博物館の見学では,ガイドの説明を受けながら1時間弱館内を回りました。
 様々な鉱石が並ぶショーケースを食い入るように見つめたり石炭の固まりに触れたりと,興味深そうに見学していました。

 昼食は学食を利用しました。大学生に交じり食券購入に並びお目当てのメニューを買い求めていました。「安くて美味しい,最高!」と声をあげる生徒もいて,気に入ってもらえたようです。

 4時間程度の短い時間でしたが,生徒からは終了を惜しむ声が聞かれ,大学へ好印象を抱いてもらえたようでした。

項目名 内容
日時平成25年5月29日(水) 9時~13時
人数中学2年生22名  引率2名
見学場所研究室見学 (応用地球物理学実験室)
附属鉱業博物館
説明者工学資源学部応用地球科学講座 教授 西谷忠師
附属鉱業博物館  主査 中村勝
  ボランティアガイド