大仙市立大曲中学校 大学訪問(H25.6.28)
6月28日(金)大曲中学校3年生48名が,上級学校訪問学習として来学しました。
始めに,300人収容の大教室に案内し,秋田大学の概要説明と生徒からの質問にお答えしました。「中学生の今やっておくべきことは?」「大学と中学・高校の勉強の違いはなにか?」など,自身の将来を見据えた質問が多く出され,高校受験を迎える学年の真剣さが伝わってきました。
その後は,2班に分かれて機械工学実験研究エリア見学と天体観測エリア見学を行いました。
機械工学実験研究エリアでは,ナノテクノロジーに関する研究の一端を見学しましたが,特
殊な顕微鏡を使い500円硬貨に隠されている文字を探す場面では,肉眼では確認できない極小文字がクッキリ映し出される様子に,多くの生徒が興味を寄せていました。
天体観測エリア見学では太陽や金星を実際に観測しました。昼に星を観測できることや太陽の黒点やプロミネンスがはっきり観測できたことに,驚きと歓声があがっていました。
機械工学実験研究エリアでは主に学生が説明役を務めました。活き活きと説明する学生の様子が伝わったようで,「大学生はちょっと遊んでいるイメージがあったけど,いろんなことを頑張っていることがわかった。」「大学はかた
いイメージがあったが楽しそうに活動している学生を見て良いなと思った。」との感想があり,等身大の学生像を掴んでもらえたように感じました。
プロミネンス
紅炎(こうえん、solar prominence)のことで、太陽の下層大気である彩層の一部が、磁力線に沿って、上層大気であるコロナ中に突出したものである。
項目名 | 内容 |
日時 | 平成25年6月28日(金) 10時30分~14時20分 |
人数 | 中学3年生48名 |
見学場所 | 教育文化学部天体観測エリア 総合研究棟実験研究エリア |
対応者 | 教育文化学部 技術長 毛利春治 工学資源学研究科 教授 村岡幹夫 |