秋田市立御所野学院中学校 大学訪問(H25.7.18)

心理学について聞き入る生徒

 

対称度を数値化していく作業

 

 7月18日(木)御所野学院中学校3年生34名が来学しました。御所野学院中学校では,総合的な学習の時間に「自分探求学」を設定しているとのことで,今回の訪問はその学習活動の一つとのことです。
 秋田大学概要説明のあと,2班に分かれて教育文化学部心理学講座見学と工学資源学部数理科学講座見学を行いました。

 心理学講座は同講座の清水講師が担当し,生徒に一列に並んでもらい,相手の肩に手を乗せ順々に肩を掴んで伝達していくという実験を行いましたが,条件を変えて行うところに生まれたタイム差を捉えて清水先生は,「この時間が,それぞれの心で考えた時間ということになる。」と説明していました。
 また,錯視図形をスクリーンに映しだし,静止している画像が動いているように見える感覚の体験を取り入れるなど,親しみやすい内容で心理学を伝えていました。

 数理科学講座は,同講座の小林准教授が担当しました。コンピュータに文字や記号を読み取らせる研究に関連し,コンピュータ内で行われている処理方式を模擬的に生徒自身に体感してもらう実験を行いました。
 数字の『2』『4』『6』を手書きし,対称度を数値化(座標化)していく作業でしたが,大半の生徒が似通った数値となり,「お~」と感
嘆の声があがっていました。

項目名 内容
日時平成25年7月18日(木) 10時00分~14時10分
人数中学3年生34名 
見学場所教育文化学部心理学講座
工学資源学部数理科学講座
対応者心理学講座  講師  清水 貴裕
数理科学講座 准教授 小林 真人