平成25年度 大学生・高校生教職体験プログラム「教育ミニミニ実習」を実施しました。(後半)

実習授業の様子(高校生)

 

実習授業の様子(大学生)

 

保護者らとの懇談会の様子

 

 秋田大学横手分校は、教職を目指す秋田大学の学生・秋田県南地区の高校生を対象に、教職体験プログラム「教育ミニミニ実習」を企画し、1月10日(金)にプログラムの全日程を終了しました。

 前半から行われてきた3年生を対象とした学習会は、実習後半初日の1月8日(水)で終了し、1月9日(木)には中学1・2年生対象の学習会の指導補助を行いました。実習生は各担当クラスに分かれ、冬休み中の課題の進捗を確認しながら、明日自分が授業を行うクラスの雰囲気をつかんだようでした。

 実習最終日となる1月10日(金)は、秋田大学主催「平成25年度大学改革シンポジウム」の視察も入り、県内外の沢山の教育関係者に見守られながらの実習となりました。
 実習の山場となる1人40分の授業では、この日のために事前準備を念入りに進めてきた実習生がこれまでの実習とはまた違う環境の中、緊張しながらも精一杯授業を行いました。授業を終えた実習生は大きな達成感の中にも各々の課題や目標が見えてきたようでした。

 また、授業後は横手市民生児童委員協議会、横手南中学校PTA、企業関係者の方々にご協力いただき懇談会を開催しました。あらかじめ実習生が準備をしていた話題「学校や教師に求めること」や「企業が学校に求める教育とは」などをグループに分かれて話し合い、活発な懇談となりました。

 実習の最後には、この5日間の活動を振り返った実習生から「今まで知らなかった先生の大変さを強く感じた。また参加したい。」「普段話すことが出来ない方々との交流がとても新鮮だった」と感想がありました。