湯沢市立稲川中学校 大学見学

 

 

 

 

 8月28日(金),湯沢市立稲川中学校の2年生64名が大学見学に訪れ,模擬授業の体験と学内の施設見学等を行いました。

 冒頭の大学説明では,学生数や職員数などの基本情報や秋田大学の特色の一つである国際資源学部をはじめとする各学部の特徴について,またクラブ・サークル活動のことや中学校との違いなどについて,職員が説明しました。生徒達からは,「ホームルームの時間がないこと,大学生は時間割を自分で組み立てることに驚いた」との声がありました。

 その後,水田敏彦教授が防災学の模擬授業を行いました。授業では,阪神・淡路大震災や過去に秋田県南部で起こった大型地震を例に挙げ,プロジェクターで実際に映像を見せながら当時の様子を説明しました。また,耐震構造の有無による家屋の耐震強度の違いや,耐震構造の組まれている箇所によって地震が発生した際の揺れ方がどのように異なるかなどの説明を,模型を使用して分かりやすく解説しました。

 質疑応答の時間には,生徒から「水田先生のご自宅の耐震構造はどうなっていますか?」という鋭い質問があり,水田教授は,「家屋を建てる際にはまず地盤について調べました。また,家屋も軽量鉄骨造りで,寝室には家具を一切置いておりません。」と回答していました。生徒たちは,これらの地震対策に感心していた様子でした。

 中央図書館では,小中学校や高等学校で使用されている教科書コーナーや,学生達が話し合いながら学習できるグループ学習室,2階の個人学習用のサイレントスペース,入口付近にある飲食可能なラウンジスペースなどを見学しました。生徒達からは,「すごく広くて驚いた」「本の数が多くてびっくりした」「パソコンや学習室があって興味がわいた」などの感想がありました。
 
 その後,学生会館(大学食堂)で昼食をとりました。バイキング形式になっている大学食堂では,普段の学校給食とは違った空気を味わっていたようでした。

日時 平成27年8月28日(金) 9時30分~12時00分
人数 中学2年生64名
見学場所 60周年記念ホール
中央図書館
大学会館
対応者 地域創生センター 地域防災部門
 教授 水田敏彦
地域創生課