由利本荘市立西目中学校　大学見学

　９月８日（火）、由利本荘市立西目中学校の１年生３０名が大学見学に訪れ、学内の施設見学と模擬授業の体験を行いました。

　大学会館（学生食堂）で昼食をとった後、まずは中央図書館を見学しました。図書館職員から詳細な説明を受けながら施設内を見学しましたが、生徒たちからは、「本の数が予想以上に多かった」「広くてびっくりした」「勉強ができるように工夫されていて良いなと思った」などの声がありました。

　その後、ALL Roomsと情報統括センターを見学しました。ALL Roomsでは「English only!」の文字を見つけ、驚いた様子でした。

　６０周年記念ホール（大教室）では、職員から大学の概要説明を行った後に、濱田純准教授による模擬授業が行われました。授業では、「秋田大学に入るにはどうしたら良いのか」「そのために今やるべきことは何なのか」など、中学生にはイメージしにくい大学の実態を、濱田先生がかみ砕いて分かりやすく説明しました。その後の質疑応答では生徒たちからたくさんの質問がありましたが、「どんな学生が入学してくれると嬉しいですか？」という質問に対し、濱田先生からは「秋田に残って地元を支えてくれる人や、東京や世界に出て行って活躍しても最後は秋田に帰ってきて地元に貢献してくれる人が入学してくれると嬉しい」と答えました。

　今回は全部で３時間の大学見学でしたが、生徒たちのアンケートには「学生食堂で昼食を食べたり模擬授業を受けたりして大学に親しみを持てたし、本当に入学したかのように感じた」「案内してくれた人たちが分かりやすく説明してくれて大学への興味が沸いた」「濱田先生の授業で学んだことを、これからの将来に活かしたい」「将来は秋田大学に入れるように目標を持って頑張りたい」などの感想があり、充実した時間となったようでした。