秋田県立大館国際情報学院中学校 大学見学

 

 

 

 

 

 9月9日(水),秋田県立大館国際情報学院中学校の2年生41名が大学見学に訪れ,学内の施設見学や模擬授業体験などを行いました。

 まず60周年記念ホールでは,地域創生課職員から施設紹介を行いました。生徒たちは,講堂の大きさや天井のテレビにスクリーンと同じ映像が映る様子を見て,その規模と設備の機能に驚いていました。

 その後,講義室へ移動し,宇野力教授による確率に関する模擬授業を受講しました。授業は,生徒たちが実際にコインを投げたり方眼紙にグラフを書き込む実践方式の内容で行われ,「授業の仕方や教材が面白かったので,苦手だった数学に興味が持てた。」「25分は長いなと思っていたけど,面白くてあっという間だった。」などの感想があり,アクティブラーニング型の授業を楽しんでいた様子でした。

 模擬授業終了後,生徒たちからの質問に答える中で,「授業で工夫していることは何ですか?」との質問に対しては,「説明ばかりではなく,具体的な教材を用意して興味を持ってもらうように心がけています。」と答えていました。

 中央図書館では,図書館職員の説明を受けながら,館内を一周しました。生徒たちは,「私たちの学校も規模が大きいけれど,秋田大学の図書館は広さと設備がすごい。」と,感心していました。

 PC実習室に移動すると,多くの生徒が実習室の広さやPCの台数の多さ,室内の設備に驚いていました。実習室では質疑応答を行い,「秋田大学に入学するとどんな仕事に就けますか?」「部活も含めて何時ころに学校は終わりますか?」「医学に関する仕事に就くには今からどのようなことをしていれば良いですか?」などの質問に,職員がひとつひとつ丁寧に答えていました。

 大学会館(学生食堂)で昼食をとった後,鉱業博物館に移動しました。博物館ではサイエンスボランティアの案内で館内を周りました。その中で,生徒たちが通っている中学校の近くで昔採掘されていた“黒鉱”という鉱物について現役の大学院生が実習として解説する場面もありました。生徒たちからは,「展示物が珍しいものばかりで驚いた。」「いろいろな骨や鉱石を見たり触れたりすることができて良かった。」などの感想が聞かれました。

 今回は,午前から午後にかけて盛りだくさんの見学と体験を行い,アンケートには「秋田大学の魅力がよくわかった。」「これまでは大学への進学について考えたことはなかったけど,今回の見学で考えてみたいと思った。」などの回答が見られ,進学や将来のことについて考える良い機会となったようでした。

日時 平成27年9月9日(水) 9時30分~14時00分
人数 中学2年生41名
見学場所 60周年記念ホール
教育文化学部3号館(255教室)
中央図書館
一般教育2号館PC実習室(201&202)
大学会館
鉱業博物館
対応者 教育文化学部学校教育課程
 教授 宇野力
中央図書館職員
情報統括センター職員
鉱業博物館サイエンスボランティア
地域創生課