秋田大学ぼうさい教室「防災マップづくり」 at 象潟小学校 を実施しました。(H29.10.6~16)

 平成29年10月6日(金)から16日(月)にかけて,4回に渡りにかほ市立象潟小学校で行われた「防災マップづくり」に秋田大学地方創生センターが協力しました(主催:にかほ市教育委員会,共催:秋田大学地方創生センター)。

 秋田大学ぼうさい教室「防災マップづくり」事業は,小学生を対象に地震災害や防災知識についての講義を行った上で防災ウォーキングを行い,通学路や遊び場などの危険箇所・避難箇所等を記載する「防災マップ」を児童自らが作成し,これらを通じて児童の地域への関心・愛着を育むと共に,地震等の自然災害が発生した場合に最も安全なルートを児童自らが選択して避難できるようになることを目的として県内各地で開催しています。
 今回は,にかほ市立象潟小学校が独自に実施する「防災マップづくり」企画と連携し,地方創生センターの鎌滝孝信准教授が講師を務め,指導・助言等を行いました。各回の実施内容は以下のとおりです。

①10月6日(金)マップ作り研修会
6年児童60名に対し,鎌滝准教授が防災マップづくりの意義について講義を行いました。
 

②10月10日(火)防災ウォーキングⅠ
6年児童60名が,マップ作り研修会で学んだことを基に,町内(コース)ごとに班に分かれて避難場所や危険箇所などを歩いて調べました。各班には秋田大学の職員・学生のほか,仁賀保高校B&V会のメンバーも引率につきました。
 

③10月13日(金)防災マップづくり
6年生の児童60名が17班に分かれ,防災ウォーキングⅠで調べた避難所や危険箇所を参考に防災マップを作成しました。鎌滝准教授,秋田大学の職員・学生は,象潟小学校教諭とともに児童にアドバイス等を行いながら作業を見守りました。
 

④10月16日(月)防災ウォーキングⅡ
全校児童320名が,下校を兼ねて防災ウォーキングを行いました。各班では,防災ウォーキングⅠ及び防災マップづくりを体験した6年児童がリーダーとなってチェックポイントを巡り,それぞれのチェックポイントではリーダーが下級生に対して避難場所(経路)や危険箇所などの説明を行いました。