男鹿市安全寺地区の里山保全事業に学生が協力しました(H29.10.8)

稲を束ねるのも手慣れたもの


 

春に作ったかかし達が作業を見守る


 

棒掛けにして天日乾燥


 

巨大な芋が出てこない(汗)


 

今年の芋は大豊作!


 

 秋田大学男鹿なまはげ分校は平成29年10月8日(日),春に続き男鹿市安全寺地区の里山保全事業に協力しました。
 これは男鹿市『安全寺里山保全会』が実施主体となって展開する里山の美田オーナー事業の一環として続けられているもので,地域がオーナーと直接交流することを目的に企画された体験イベントの一つです。
 今回,本学から参加した学生は1名でしたが,スタッフの一員として運営をサポートするほか,稲刈り作業に挑戦しました。


 イベント当日は稲刈りに打って付けの秋晴れとなり,地域の方から稲刈りの手順やコツについて実演混じりの説明を受けた後,参加者は稲刈り鎌を片手に黄金色の田んぼと向き合いました。刈り取ってはみたものの,なかなか束にまとめ上げることができずに悪戦苦闘する姿が多い中,今回の学生は何度もこのイベントへの参加経験があったため,始めこそ周囲を気にしながらの作業でしたが,勘を取り戻すと手際よく束ねていました。



 2時間足らずの作業でしたが,稲刈り~束ね~運搬~棒掛けと,全てが手作業のため思うようにははかどりませんでしたが,みんな汗びっしょりになって協働する姿が印象的でした。お昼は,お待ちかね地元婦人会によるお手製のダマコ鍋(汁)が振る舞われ,大地の恵みに感謝すると共に,ふるさとの味に舌鼓を打っていました。


 午後からは,恒例となった「サツマイモ堀り体験」が用意されており,畑に生い茂るツルが取り除かれると子供達は一斉に土を堀りはじめ,学生はそれをサポートしました。自分の頭ほどもありそうな芋に遭遇し,顔を真っ赤にして奮闘する姿が随所で見られ,笑いと拍手が起こっていました。


 今年の芋は例年になくサイズが大きく数量も多く,シートに並べられた芋の迫力は圧巻! 芋は地域のご厚意により参加者へのお土産となりましたが,その小分け作業を学生が手伝いました。
 「収穫の秋」「実りの秋」「食欲の秋」を体感し,地域との繋がりを深められた一日となりました。