にかほ市立象潟小学校で「防災マップづくり」の講義・実習を行いました。(R1.10.8,10,28)

 令和元年10月8日(火)、10日(木)及び28日(月)、秋田大学地方創生センターは、にかほ市立象潟小学校にて秋田大学防災教室「防災マップづくり」at 象潟小学校を実施しました。

 この事業は、県内の学校等を対象に、地震災害や防災知識についての講義を行った上で街歩きを行い、通学路や遊び場などの危険箇所・避難箇所等を記載する「防災マップ」を児童・生徒自らが作成する取組です。この講義・実習を通じて、児童・生徒らの地域への関心・愛着を育むと共に、地震等の自然災害が発生した場合に最も安全なルートを子どもたち自らが選択して避難できるようになることを目的として、県内各地で開催しています。
 今回は象潟小学校で、地方創生センターの鎌滝孝信准教授が講師を務め、6年生児童81名に防災マップづくりを通じて指導・助言を行いました。
 実施の様子は以下のとおりです。

①防災・マップづくりの講義

 調査活動に出発する前に、防災への備えについて、また調査の際の観察ポイント等について、鎌滝准教授が講義しました。


②各地区で調査活動

 9班に分かれて、地図を片手に班ごとに自ら決めた調査ルートを歩きながら、危険箇所・避難場所等を調べました。



③防災マップづくり

 帰校後、調べてきた結果をもとに防災マップを作りました。
 班に分かれた児童たちみんなで相談しつつ、危険箇所・避難場所の写真を貼ったり、説明を書き加えたりしながら作成しました。



④発表・講評

 マップ完成後、児童たちが見つけた地域の特徴、危ない場所・避難場所、防災の観点からのまとめについて、各班が発表しました。
 鎌滝准教授は「防災マップを作って分かったことについて、自分たちが知っただけで終わりではなく、ぜひ周りのみんなにも分かりやすく伝えてみてください。」と講評しました。