「野球少年向け投球障害予防教室」in 大仙を開催(第1回)(R4.11.13)

 

 

 

 

秋田大学は大仙市、大曲整形外科クリニックのご協力のもと、11月13日(日)に大仙市神岡中央公園嶽ドームにおいて「野球少年向け投球障害予防教室 in 大仙(第1回)」を開催しました。

大仙市では毎年2回開催しており、第1回目の今回は小学生を対象として開催しました。当日は大仙市の4つのスポーツ少年団員43名とその保護者、指導者ら合わせて約80名の参加がありました。実施に際しては、新型コロナウイルス感染拡大予防対策を万全にし、密をならないようまた換気を徹底して行いました。

参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の岡田恭司教授、大高麻衣子准教授、齊藤明講師、菊地翼助教、江畑萌助教、大学院生等(11名)、保健学科理学療法学専攻の学生(5名)、大曲整形外科クリニックのスタッフ(3名)らが運営する8つのブースを順番に周り、超音波による肘の障害の有無の確認、骨や筋肉の発達状況、関節角度や柔軟性などを計測しました。また加速度計を装着しての投球時の肘のストレス計測やハイスピードカメラを使用した投球フォーム指導では、選手だけでなく保護者の皆様も熱心に耳を傾けておりました。

 今年度は野球大会や練習試合などが多く行われており、昨年に比べ選手や保護者の活気や熱意は高く感じられました。来シーズンも選手が笑顔でプレーできるよう、この教室がけがをしにくい身体作りの一助になることを願っています。

開催日時:令和4年11月13日(日) 10:30~15:30
会  場:大仙市神岡中央公園嶽ドーム
主  催:秋田大学地方創生センター、大仙市
後  援:大曲整形外科クリニック
参 加 者:大仙市内の野球スポーツ少年団員 43名
保護者・指導者 約40名