「『山と川のある町』横手の野鳥を訪ねて 秋編」を実施しました。

 

 

 

 

 

 令和4年10月30日(日)と11月6日(日)の2日間に渡って、「『山と川のある町』横手の野鳥を訪ねて 秋編」(主催:秋田大学横手分校、秋田大学地方創生センター)を開催しました。

本講座は、秋田大学横手分校長であり、日本野鳥の会秋田県支部長である佐々木均を講師に、豊かな自然環境に恵まれた横手に生息している多様な野鳥について、その種類や生態の一端を紹介するものです。今年5月には初夏編も実施しており、今回も1回目には講義を、2回目には実際に野外に出て観察を行いました。

1回目の講座は横手市交流センターY2ぷらざで開講しました。横手に生息し、主に秋に見ることができる野鳥について、講師自らが撮影した写真や動画を交えて分かりやすく解説がありました。
講座の最後には質問の時間も設け、受講者からは横手市の鳥であるハクチョウや後三年合戦にも登場するガンについてなどの質問がありました。
また、会場後方にはパネル展示なども行い、休憩時間には講座で説明のあった野鳥の特徴を確認する受講者も見られました。

2回目は横手市内をバスで巡り、実際に野鳥の観察を行いました。
初めて双眼鏡を使う方もおり、使い方についてのレクチャーを行った後、初めは農道で主にハクチョウの観察を行いました。1回目の講座でも紹介のあったオオハクチョウとコハクチョウの違いについて、双眼鏡を見ながら違いを確認し、その後は溜池や沼でマガモなどの様々な水鳥を観察することができました。
 
 最後に横手市役所条里北庁舎内で、今日観察出来た野鳥について確認する「鳥あわせ」を行い、全行程を終了しました。

野鳥の観察もあるため定員は10名と少人数での開催となりましたが、受講者からは「初夏編も参加したが、また違った鳥を勉強し、見ることができてとても良かった」「大雑把にしか捕らえていなかった鳥の種類をエピソードを交えながら教えていただけて楽しく学べた」など受講して良かったという感想を多くいただきました。