留学を希望する方へ
派遣交換留学制度

2022(令和4)年度の募集について

海外の国際交流協定校への派遣交換留学生を募集します。2022(令和4)年4月1日~2023(令和5)年3月31日開始で、1年以内の留学が対象です。派遣先となる国際交流協定校の一覧は以下のとおりです。

国際交流協定校一覧

詳細は別添「2022年度秋田大学派遣交換留学生募集要項」をご確認ください。応募を希望する学生は、募集要項をしっかりと確認の上、必要書類をすべてそろえて、国際課に提出してください。書類選考と面接により候補者を決定します。募集要項などの関係書類は「申請・届出様式ダウンロード」から、ダウンロードしてください。

申込期限

派遣先大学によって異なります。派遣先大学締切日(協定校リスト参照)の2~3ヶ月前が学内の書類提出期限となりますので、詳細は国際課 留学生交流・支援担当へお問い合わせください。

注意事項

(1)派遣先大学の所在地が、外務省海外安全ホームページ上 危険情報及び感染症危険情報における「レベル2:不要不急の渡航はやめてください。」又は「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」に該当する国・地域の場合、以下の取扱いとなります。

(Ⅰ)学生の健康や安全を第一に考え、大学として海外渡航を伴う留学を積極的に推奨するものではない。

(Ⅱ)派遣期間9ヶ月以上の海外渡航を伴う留学については、留学先国・地域が感染症危険情報レベル2又は3という極めて危険な状況であることを十分に理解した上でもなお強い留学の意思があり、かつ保護者の同意を得られ、「新型コロナウイルス感染症の影響下における海外渡航についての誓約書」を提出できる場合のみ認めるものとする。

(Ⅲ)留学前のワクチン接種については、任意であり強制ではないという前提の下、保護者や本人の意思を尊重した上で、可能な限り推奨する。

また、新型コロナウイルス感染症拡大や治安等の状況によっては、大学として急きょ海外渡航の中止・延期、又は帰国を勧告する場合があります。

(2)一部協定校は新型コロナウイルス感染症の影響により交換留学プログラムを中止している、あるいはオンラインプログラムのみ実施している場合があるため、交換留学希望者は、留学希望先協定校の交換留学プログラムの実施状況について、事前に国際課に相談してください。

交換留学で学べること

交換留学では、自分の専攻分野について留学先の正規の授業を現地学生と同様に受講することができます。アジア圏では、主に語学を学ぶプログラムを履修することも可能です。
協定校のホームページや多文化交流ラウンジに設置してある協定校のパンフレットなどから、留学先でどのようなことが学べるのか調べてみましょう。

交換留学のメリット

交換留学には様々なメリットがあります。

01

派遣先大学の授業料が免除されます。

02

各自の専門や希望に応じて、派遣先大学の専門科目の履修が可能になります。

03

留学中に取得した単位が、秋田大学で認定されることがあります。

04

留学先大学の情報を学内で得やすくなります。

05

留学手続きを大学が仲介して行います。

06

要件を満たせば、給付型の奨学金への応募が可能になります。

交換留学で求められる語学力

交換留学の応募には語学能力試験のスコアが必要です。語学力の条件は、留学先大学によって異なりますが、留学先の講義は現地語又は英語で行われますので、語学力を事前に習得しておかなければならないのは言うまでもありません。
留学がしたいと思ったら、一日も早く語学学習を開始しましょう。

CEFRについて

CEFRは“Common European Framework of Reference for Languages”の略で、外国語の学習者がどのレベルまで習得しているかを判定する際の国際的なガイドラインです。一部協定校では、CEFR B1や、B2といったレベルを求めており、例えばCEFR B2はTOEFL iBT 72やTOEIC L&Rテスト785に相当します。留学にあたり、語学能力向上のための指標にしましょう。

TOEFLについて

TOEFLは、英語を母国語としない人の英語力を測るための試験で、主に英語圏の大学への留学を希望する学生の英語運用能力を判定するのに利用されています。

【参考】TOEFL®テスト日本事務局HP

TOEFL ITPについて

TOEFL ITPは、TOEFL-PBTの過去問題を再利用した団体向けの非公式試験です。秋田大学からニューファンドランドメモリアル大学(カナダ)へ交換留学をする時のスコアとして利用できるほか、TOEFL iBT受験前の練習や英語力を測るのに最適な試験です。受験に関する詳細は、秋田大学生協キャリアステーションまでお問い合わせください。

【参考】2021(令和3)年度 秋田大学生協TOEFL-ITP試験実施予定日

ALL Roomsやイングリッシュ・マラソンの活用について

学生支援棟2階にある自律英語学習スペースALL Roomsや、主に2年生を対象にしたイングリッシュ・マラソンなどを活用して、日常的に英語に触れる機会を増やして、総合的に英語力を伸ばしていきましょう。イングリッシュ・マラソンの詳細はALL Roomsまでお問い合わせください。

【参考】The ALL Rooms HP

留学中の身分と取得単位の取り扱い

交換留学の場合、留学期間も本学の修業年限・在学期間に算入されるため、卒業要件を満たせば4年で卒業することも可能です。ただし、留学前に慎重な履修準備が必要になりますので、留学を考え始めたらすぐに所属学部の学務担当に相談に行きましょう。
留学先で習得した単位については、所属学部の教授会で適当と認められたものに限り認定されます。留学に出発する前に指導教員及び学務担当と十分相談しておくことが必要です。

交換留学生を対象とした奨学金について

派遣交換留学生を対象とした奨学金の概要は以下のとおりです。奨学金の募集や詳細については、随時、このホームページでお知らせしますので、適宜、チェックしてください。

秋田大学みらい創造基金学生海外派遣支援事業

秋田大学から交換留学をする学生に対して、往路に要する国際線の航空運賃の一部を支援する事業です。支援額は、韓国・中国・台湾・東南アジア上限4万円、それ以外は上限10万円です。

日本学生支援機構 2021年度海外留学支援制度(協定派遣)採択事業
「秋田大学地域課題解決プログラム」

本プログラムは、地域が抱える課題について、個々の専門知識を活かし解決に寄与しうる知を構築することを目指します。
地域が直面する課題は、既存の分野の壁を超えた複合的な視点による取組を必要とします。本プログラムの目的は、プロジェクトの実施を通して、高い専門性を有しながらも分野横断的な視点を持ち、文化的背景の異なる者と連携して地域の課題解決に資することができる高度な課題解決能力を持つ人物を育成することです。
本プログラムでは、まず、派遣交換留学先大学で次の内容の講義等を受講します。

①地域の実情を理解するための演習型講義
②異文化コミュニケーション能力を養う実践型講義
③各学部における専門性を深めるための専門科目

次に、準備段階で培った知識、コミュニケーション能力、地域住民や団体とのコネクションを活かし、地域課題の解決に寄与するプロジェクトを企画・実施します。
参加学生は、異なる専門を持つ学生との十分な議論に基づき、精緻なプロジェクトを企画することができます。また、その各段階を通して、協働する学生及び地域住民と、プログラム終了後も持続可能な深い関係を築くことができます。
支援の内容等については次のとおりです。支援を受けるには、学業成績や語学能力、また、家計基準等の一定の要件があります。

派遣先対象国 カナダ、イスラエル、イタリア、フィンランド、スウェーデン、ルーマニア、ドイツ、フィリピン、台湾、韓国
奨学金月額 派遣先国により、8万円、7万円、6万円
渡航支援金 16万円
支援人数 上限10名

独立行政法人 日本学生支援機構第二種奨学金(短期留学)

国内の大学等在学中に、外国の短期大学、大学・大学院に短期留学をするために奨学金を希望する人を対象に貸与する有利子の奨学金です。

交換留学期間中の報告について

到着連絡(到着後、遅くとも翌日までに)

安否確認のため、留学先大学に到着後速やかに、下記事項について、国際課へメールで報告してください。

①到着日
②日本と連絡可能な携帯電話番号
③派遣先大学担当者氏名・連絡先
※到着直後にメールが使えない環境の場合には、FAXや電話などで、必ずすぐに連絡してください。

留学開始届(到着後1ヶ月以内)

「留学開始届」を届出・様式ダウンロードからダウンロード・記入の上、国際課へメールで提出してください。ただし、授業時間割の確定までに時間を要する場合は、それ以外の項目を記入の上、取り急ぎ提出し、授業時間割確定後、速やかに再作成の上、提出してください。

国際線航空券の半券(到着後1ヶ月以内)

みらい創造基金学生海外派遣支援事業の渡航費補助対象学生は、往路の国際線航空券の半券(コピー不可)を国際課へ郵送してください。

留学月次報告書(毎月月末まで)

必ず毎月月末までに、国際課へメールで「留学月次報告書」(様式自由)を提出してください(大学での学習内容や、留学生活全般で学んでいることなどについて)。その際、本学の協定校窓口教員及び指導教員のメールアドレスも含めて送信してください。月末までに報告がない場合には、国際課から派遣先大学の担当部署へ連絡を取り、在籍を確認することがあります。

留学体験記(帰国1ヶ月前まで)

帰国の1ヶ月前までに、国際課へメールで「留学体験記」(様式自由)を提出してください。また、キャプション付きの写真を3~4枚添付してください。協定校での学習内容や、留学生活で感じたこと、学んだことなど、留学の総まとめを記載してください。留学体験記はこのホームページに掲載されますので、写真の被写体から必ず掲載許可を得てください。

帰国報告について

帰国日の連絡(帰国前)

帰国予定日の1ヶ月前までに、下記事項について、国際課へメールで報告してください。

①帰国日
②出発地から秋田までの旅程の詳細(帰国便名・時間を含む。)

帰国連絡(帰国後、遅くとも翌日までに)

無事に日本に到着したかどうかを確認するため、日本到着後速やかに、国際課へメールで連絡してください。

留学報告書(帰国後、1ヶ月以内)

「留学報告書」を届出・様式ダウンロードからダウンロード・記入の上、国際課へメールで提出してください。
また、みらい創造基金学生海外派遣支援事業の渡航費補助対象学生は、併せて、「秋田大学みらい創造基金学生海外派遣支援事業帰国報告書」を届出・様式ダウンロードからダウンロード・記入の上、国際課へメールで提出してください。

留学期間中のその他報告について

留学先で事故や事件があった場合には、自分に危害が及んでいなくても、安否確認のため、必ず国際課へ連絡してください。また、出発前に、留学期間中の保護者との連絡方法について、確認しておいてください。留学先に到着してすぐはもちろん、保護者と定期的に連絡を取りあい、留学先での様子などを伝えてください。
また、留学期間中に派遣国・地域外へ旅行等に行く場合、当該地域で事件・事故等が起こった場合を想定して、速やかに連絡体制が取れるよう、下記事項について、出発前に国際課へメールで報告してください。

①渡航国・地域
②旅行スケジュール(利用予定の交通機関、滞在先住所を含む。)
③旅行中に連絡がとれなくなる可能性等

新型コロナウイルス感染症の影響による
留学計画の変更又は辞退について

新型コロナウイルス感染症の影響により、留学計画を変更又は辞退する場合は、速やかに国際課へ報告するとともに、「派遣交換留学計画変更/辞退届」を届出・様式ダウンロードからダウンロード・記入の上、国際課へメールで提出してください。

新型コロナウイルス感染症の影響以外による留学辞退について

やむを得ない事情により派遣交換留学を辞退する場合には、速やかに国際課へ報告するとともに、理由を明示した書類を国際課へメールで提出してください。