留学を希望する方へ
留学体験記

ニューファンドランドメモリアル大学
(カナダ)

2016(平成28)年度
派遣交換留学
教育文化学部3年
齋藤 健

チームの男子メンバーとの集合写真

春のセントジョンズです。とても過ごしやすいです

グレンフェルのイベントでスキー場に行きました

セントジョンズキャンパスの運動施設の一部

 こんにちは!カナダのニューファンドランドメモリアル大学に留学中の教育文化地域文化三年の齋藤健です。今回は自身の留学生活を紹介したいと思います。

 自分は約一年の留学を通してメモリアル大学の2つのキャンパスで授業を受けました。到着後すぐの冬セメスターはニューファンドランド西部の町、コーナーブルックにあるグレンフェルキャンパスで授業を受講しました。この時期は主にESLの授業がメインでしたが、同時に心理学の学部授業もとることができたため早い段階から学部授業はどのようなものなのかを知ることができ、たいへん貴重な経験になりました。グレンフェルキャンパスは非常に狭いキャンパスですがそのぶん生徒同士や生徒と先生の距離が近く、アットホームな環境で学習ができる印象です。セメスター期間にはイベントも多く開催され友達を作るのにも苦労することはまったくありませんでした。

 春・夏セメスターからはニューファンドランドで一番大きな町のセントジョンズにあるセントジョンズキャンパスに移り授業を受けました。春夏セメスターは主に言語学と文学の授業を受けていました。メインキャンパスであるセントジョンズキャンパスは敷地が広く様々な施設環境が整っています。運動施設を学生は無料で使用することができ、授業の合間にジムやプールで運動をすることも可能です。

 秋セメスターからは新入生が入学するため、キャンパスが人であふれかえります。授業は主に文学と言語学を受講しました。文学の授業は様々な種類の本を読み、自分の意見をオンラインサイトに投稿しディスカッションをすることに加え、エッセイライティングを行うためとてもつらく感じました。しかし、何週間もルーティンのように繰り返すことで自然と読書のスピードも上がり、何とか授業についていく事ができました。そして、秋のセメスターから大学の水泳チームに所属し、いくつかの大会にも出場させてもらいました。学部授業プラス練習があり体力的にもなかなかキツイ時もありましたが、最終的にはそれにも慣れて両立することができていたと思います。

 約一年の留学生活を通して、キャンパス移動、部活に参加などの様々な経験をさせてもらいました。英語を勉強するというのはもちろんのこと、それ以外にもこの一年間で、多くの人とコミュニケーションを通して違った考え方を学び、人としても成長することができたと思います。この経験を忘れずに帰国後も自身の学業に専念していきたいと思います。

秋田大学みらい創造基金学生海外派遣支援事業の留学体験記はこちら
 
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