Cape Spare, Newfoundland
コロナ禍の影響でなかなかビザ申請が進捗せず、いつになっても渡航日が定まらない中、バタバタと始まった、留学1年分を2日間での集中型パッキング。留学先であるNewfoundland の情報を収集する時間はほとんど無いまま、渡航しました。それでも、不安より興奮を胸に抱いていたことを今でも覚えています。
1日1日が本当に充実しており、「今日これできなかったな、できればよかったな」そのような後悔はありません。後悔と捉えるのではなく、「次はこうできるな」。留学中にいつの間にかそのように発想を転換することが、自分の習慣となっていました。留学を終えても、考え方の習慣である「発想の転換」は今も続いています。学修から生活までどの状況に自分が居ても、または置かれても、自分を向上できる糧を見つけ、地道にやるべきことをしっかりできるようになりました。
このように出来るようになったことが増え続け、満ち溢れてたように見える留学ですが、自分が思うようにいかないことも沢山あります。むしろ、自分の些細な行動や言動が予想にもしなかった状況になったことも多々ありました。ただ、私はそれは留学のデメリット、苦い体験談ではなく、見方を変えれば、自分の経験値になるものだと思います。環境から学ぼうとするのではなく、どの環境にいても自分自身を向上できるように努めることの大切さがこの留学が教えてくれたことの1つです。
最後になりますが、自分の学びたいことを、自分の一番学びたかった環境で学ぶことをサポートしてくださった秋田大学教授、国際課の皆様、家族、友人に本当に感謝しております。ありがとうございました。留学を少しでも考えている学生の皆さん、留学をしようかなと少しでも考え始めたら、一歩思い切り前に踏み込み、留学に挑戦してほしいと思います。留学を深く考えすぎて、断念してしまう方が多いです。(私もその1人になりそうでした。)その時の自分にしかわからない経験や学びを、留学を通して見つけ、学ぶことを純粋に楽しんでいきましょう!