にかほ市中学校での学習講演会を実施しました(R3.9.17, 22)

仁賀保中で講演する医学部・伊東さん

 

金浦中で講演する理工学研究科・今野さん

 

象潟中で講演する教育文化学部・斎藤さん

 

 令和3年9月17日(金)及び22日(水)、秋田大学男鹿なまはげ分校は、にかほ市教育委員会との共催で「にかほ市学習講演会」を実施しました。にかほ市出身の秋田大学生が講師になって同市内の中学3年生を対象に講演を行うもので、にかほ市での実施は今年が初めてです。夢や目標の実現に向けて努力している先輩の話を聴くことを通じて、受験を控えた生徒たちが将来像を見据えた学生生活を送ることができるよう、実施しました。

 今回は、会場の各中学校出身の秋田大学生が講師となり、「夢に向かって努力することの大切さ」をテーマにお話ししていただきました。
 仁賀保中学校では、医学部保健学科で看護師を目指している伊東さんが講師を務め、「成績があまり良くなくても、思うように上がらなくても焦らないこと。『今できない』は『伸びしろがある』ということだ。」と中学生を励ましました。
 金浦中学校では、理工学研究科の今野さんが「『何をすべきか?』ではなく『何がしたいか?』の方が大事。自分のやりたいことを知って言語化することで、将来への道が見えてくる。」と、夢の描き方について語りました。
 象潟中学校では、教育文化学部の斎藤さんが、生徒会や部活動の役職を務めたこと・友人に勉強を教えたこと等が教師を目指すきっかけになったと話し、「まずは実際にやってみて、経験を重ねること。目標を定めること。そして、仲間を大切にすること。」と、夢の実現に向けて重要なポイントを伝えました。

 講演会の後の質疑応答では、勉強に早く取りかかるコツや家庭学習時間等について、中学生からも活発に質問があり、講師は自分なりの勉強法や考え方を回答していました。
 身近な先輩の具体的な経験談を聞くことで、にかほ市の中学生たちにとって良い刺激になる、とても有意義な講演会になりました。

  実 施 日:令和3年9月17日(金)、22日(水)
  主  催:にかほ市教育委員会、秋田大学男鹿なまはげ分校
  会  場:仁賀保中学校、金浦中学校、象潟中学校
  講  師:(17日・仁賀保中学校)医学部保健学科3年 伊東 美咲さん
       (22日・金浦中学校)理工学研究科博士前期課程2年 今野 咲彩さん
       (22日・象潟中学校)教育文化学部学校教育課程3年 斎藤 大也さん