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大学・大学院における教員養成推進プログラム

「教員養成GP」とは

 文部科学省が推進している国公私立大学を通じた大学教育改革支援プロジェクトの一つで、高度な専門性と実践的指導力を兼ね備えた義務教育段階の教員 の養成に資する優れた取組を選定し、重点的な財政支援行うものです。学校教育が抱える課題が複雑化・多様化する中にあって、社会から信頼される学校づくり を進めるためには、高度な専門性と実践的指導力を兼ね備えた教員の養成が不可欠と考えられ、平成17年度に事業がスタートしました。

 本年度は、単独大学による申請97件(国公立58件、私立39件)、複数大学による共同申請4件の、計101件の応募がありました。このうち34件が採択され、東北の国公立大学では宮城教育大学と秋田大学のプログラムが選ばれました。

評価された点

 本学申請のプロジェクトは、将来的な教育研究リーダーの養成を目指して三つの明確な柱を設けている点、教育委員会や学校現場と密接に連携した取組で ある点、また、計画の緻密さや実行可能性が高い点が優れていると評価されました。特に、教育実習改革についてはこれまでにない取組と期待されています。

プロジェクトの概要

 現在の学校においては、質の高い教育研究を推進できるリーダーが不足し、研究が継続または深化しない場合が少なくないと捉え、学校内の研究組織を活性化さ せ、効果的に教育研究を推進していく、『教育研究リーダー』の養成が課題であるとしました。そのためには、日常の教育活動を省察する力、臨床的な授業研究 能力、学校における研究システムを構築する力が必要であるとし、それらの力は、大学4年間における活動において、大学・教育委員会・附属および公立学校の 連携の基に培われるとしました。

プロジェクトにおける三つの取組

『教育研究リーダー』となるために必要な力は、自らの教育活動を振り返ることから臨床的に授業研究を推進し、研究システムを構築するための幅広い知 識と実践力であると捉え、 連携型教育実習、創造型学習チューター活動、参画方学習指導カウンセラー活動により築かれるとし、以下のような具体的取組を行うこととしました。

学部・大学院の6年間にわたって教育実習を設ける「大学・附属・公立連携型教育実習」

 色は、学部・大学院の6年間にわたって教育臨床経験を積み、省察活動を行う点、大学教員がチームを組み、全ての事前・実習中・事後指導を一貫して支援する点です。学生は実習校教員と実習前から授業研究をすすめることで、課題発見・解決の力量を身に付けます。

学生が継続的に児童生徒の学力向上に寄与しつつ、教師としての実践力を磨いていく「地域教育創造型学習チューター」

 特色は、学生が放課後や休日に行われる課外活動へ参加し、同時に必ず授業補助を含むチューター活動を行い、教育現場での実践経験を積むことです。計画では、活動の幅を秋田県全体に広げ、僻地校も含めた多様な規模の学校で活動を行うことを予定しています。

学生が校内研究に参画しながら研究体制の構築方法を習得する「共同参画型学習指導カウンセラー」

 特色は、本学教員が秋田県内の公立学校を訪問し、授業研究に関する指導・助言を行う学習指導カウンセラー事業に際し、訪問グループ内に大学院生と学部生を 加える点です。大学教員が校内研究の指導助言を行う過程を教職志望学生が体験する中で、将来的に『教育研究リーダー』として活躍する素地を養うことをねら いとしています。