平成29年度秋田大学COC事業
ミニフォーラム2017 in 潟上/潟上市市民防災研修会を開催しました。

 秋田大学は平成29年12月3日(日)、潟上市役所4F「大会議室」において、潟上市及び秋田県、(一財)消防防災科学センターと共催で、地元住民を対象としたミニフォーラムを潟上市市民防災研修会と兼ねて開催しました。
この事業は、平成25年度文部科学省の新規重点補助事業「地(知)の拠点整備事業」の一環で、最終年度となる本年度は潟上市自主防災組織のリーダーを対象に、関係者含め54名の参加がありました。

 はじめに潟上市の藤原一成市長の挨拶によって開会した後、本年7月~8月に本県においても発生した大雨災害を踏まえ、山﨑登 教授(国士舘大学防災・救急救助総合研究所)に「最近の大雨災害と対策」と題し講演をいただきました。講演では最近の事例を用い、大雨災害は情報をいかに生かすかが重要であること、また、地域防災の取組みは防災だけではなく地域コミュニティの再生、地域の活性化に繋がることが話されました。
 第2部の鎌滝孝信准教授(秋田大学地方創生センター地域協働・防災部門)からは、潟上市における事業5年目となるこれまでの取組みについての報告と、同地区をフィールドとした学生による避難ルートの検討等についての発表がありました。
 まず、鎌滝准教授からは、地域住民だけではなく、小・中・高校生から防災意識の意識づけが地域防災に繋がることから防災教育の必要性について話されました。また、潟上市のハザードマップを利用し、避難場所まで実際に歩き、自分自身の防災マップを作成すること、また自主防災会・自治会として地域の防災マップを作成することが提案されました。
 その後、秋田大学生3グループによる発表が行われました。2つのグループからは潟上市、にかほ市象潟それぞれの防災マップ作り調査によって考えられる地域防災の問題、それを踏まえた学生からの意見の発表がされ、1グループからは秋田県・青森県の堆積物を調査していく中で、過去に潟上市を含む日本海側でも津波があったのではないかと想定される研究発表が行われました。

 アンケート調査では、「自分の家の防災マップについてもう一度考えたい。」「早速自治会にて一人ひとりの支援計画を作りたいと思います。」「災害、情報、防災と注意報、警報等、情報を防災に生かせるかが防災対策。」「各地域の自主防災会活動のさらなる重要性を痛感した。」等の声が聞かれました。

(アンケート集計結果については、こちら

藤原 一成潟上市長挨拶
山﨑 登教授講演
 
全体の様子
鎌滝 孝信准教授講演
 
 
学生の発表