平成30年度
第1回地(知)の拠点推進本部会議を開催しました。

 地(知)の拠点推進本部では、平成30年6月8日(金)15:00から本部管理棟3F第1会議室で第1回本部会議を開催しました。

 地(知)の拠点推進本部は、平成27年度に採択された文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」を全学的・総合的に推進するため設置した組織であり、学長を本部長とし、各理事及び学部長、研究科長等により組織されています。

 はじめに、本部長から「COC+の目標である県内就職率アップの目標を完全にクリアすることは難しいかもしれないが、目標の達成に向けて、皆で考えながら取り組むことが重要である。昨年度より評価が上がるよう全学で協力して取り組みを進めてもらいたい。」との挨拶がありました。

 続いて、本年度の推進体制、昨年度の事業実績並びに県内就職の実績について報告があり、県内就職率について、全体として前年比3.3ポイント減少したこと、学部毎の内訳として、教育文化学部は県内就職率は上昇したが、定数減の関係で県内就職者数自体は減少したこと、また、医学部は従来高い県内就職率となっていたが、今年度は減少しており、その原因としては新しい専門医制度の影響や学生の希望に合致する職場が少ないことなどが考えられる旨の説明がありました。
 報告を受け、秋田県出身者が県外企業等に就職した原因等について分析を進めること、また、従来から力を入れてきた県内の初期臨床研修医を増やす取り組みについて、新たな視点からの取り組みを進めることなどが話し合われました。

 また、本年度の事業計画について報告があり、従来の取り組みを拡充するとともに、新たな取り組みとして「県内企業によるインターシップセミナー」の開催や秋田県立大学と連携し「ジョブシャドウイング」を試行するなどの説明がありました。

 本会議を踏まえ、COC+実行委員会と各学部及び学生支援・就職支援課などが連携しながら、県内就職率アップに向けて、地域志向科目やキャリア教育の充実、学生と県内企業とのマッチング機会の拡充など、全学をあげて取り組んでまいります。


地(知)の拠点推進本部 会議