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平成28年度 秋田大学COC+事業第1回若者育成部会を開催しました。

 5月26日(木)秋田大学本道キャンパスにおいて、若者育成部会員による第1回部会を開催しました。若者育成部会では、秋田大学が進めている「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」(COC+)「一人ひとりを大切にした高齢社会に向けた地域づくり」のテーマに沿って、県内市町村と連携し、「ふるさと秋田の魅力形成モデル」に取り組んでいます。

 藤田助教から、東成瀬村で計画を進めている村民を対象とした「コグニサイズ運動※1」について、対象は、60歳以上75歳未満、期間は9月から2月までの毎週木曜日に実施予定で進めていることの説明がありました。
また、「コグニサイズトレーナー」を増やすために、職員が指導者養成研修参加を検討していくことや、健康コミュニティづくりを進める一環として、大学内の教職員を対象に「花金17時からエクササイズ」を5月、6月の毎週金曜日に実施しているとの報告がありました。

 中村教授から、学生を対象とした「聞き書きボランティア講座※2」について、平成28年度は「教養ゼミナール1-聞き書きによる人間関係の構築-」を開講し、学生6名が履修することの報告がありました。

 聞き書きボランティア講座は、今後何年目かには他大学学生の参加を検討。「聞き書きボランティアの養成」を通じ 聞き書きの実践、本を配付し地域と関わりながら、人々との絆を深め、地域活性化にもつながるよう、今後も活動していくことを確認しました。


若者育成部会の様子

※1「コグニサイズ運動」とは
国立長寿医療研究センターが考案した運動法で、コグニション(認知機能)とエクササイズ(運動)を組み合わせた造語。例えば、歩きながら計算するといった「有酸素運動+頭を使う作業」の組み合わせで、認知症予防の効果が期待できる運動のこと。

※2「聞き書きボランティア」とは
高齢者の話を聞いてそれを記録し後世に残すとともに、この方法技術を通して様々なボランティア活動に活かすことを言う。また、高齢者から庶民の歴史など様々な事を学ぶとともに、高齢者にとっては話すことで生きがいを感じることに繋げる活動のこと。