ディプロマ・ポリシー
Diploma policy

博士前期課程

 国際資源学研究科博士前期課程では,次のような知識,技術,態度等を身につけた学生に, 「修士(資源学)」,「修士(理学)」または「修士(工学)」の学位を授与します。

  1. エネルギー資源や金属資源などの資源形成過程の解明や探査,開発における課題解決のため,資源技術者・研究者としての知識・技術を身につけ,それらを応用できる能力を有すると認定された場合に修士(資源学)が授与されます。
  2. 野外での地質調査や実験室での分析を通じて,資源の形成過程と,それらをもたらした地史解明からの資源分布予測など,地球科学的知識・技術を身につけ,それらを応用できる能力を有すると認定された場合に修士(理学)が授与されます。
  3. エネルギー資源や金属資源などの地球資源の鉱量評価,開発手法,環境保全などに関する様々な課題解決のため,技術者・研究者としての工学的知識・技術を身につけ,それらを応用できる能力を有すると認定された場合に修士(工学)が授与されます。

    以下は,修士(資源学・理学・工学)の学位に共通する授与方針です。

  4. 該当する専攻の専門技術に関する高度な知識とそれらを問題解決に応用できる能力
  5. 継続的に学習でき,業務・研究を遂行できる能力
  6. 技術者・研究者として倫理規範を守り,業務・研究を遂行する能力
  7. 技術者・研究者として業務・研究を遂行するためのコミュニケーション能力
  8. 業務等における協働力やマネージメント能力
  9. 技術者・研究者として,社会の課題を抽出し,具現化する能力

博士後期課程

 国際資源学研究科博士後期課程では,博士前期課程で要求される能力のほかに,次のような知識,技術,態度等を身につけた学生に,「博士(資源学)」,「博士(理学)」,または「博士(工学)」の学位を授与します。

  1. 国際的な課題である地球資源の形成過程の解明や分布予測,探査,開発,環境保全などの問題解決のため,国際舞台で活躍できる資源技術者・研究者としての高度な知識・技術を身につけるとともに,それらを応用できる能力を有すると認定された場合に博士(資源学)が授与されます。
  2. 地球の歴史を俯瞰し,石油・天然ガス鉱床や金属鉱床などの形成に関する物質の移動・濃集・集積と,それらをもたらした地史解析からの資源分布予測など,高度な地球科学の知識・技術を身につけ,それらを応用できる能力を有すると認定された場合に博士(理学)が授与されます。
  3. 様々な資源国を対象とした地球資源の経済評価や開発手法,環境保全などに関する様々な課題解決のため,技術者・研究者としての高度な工学的知識・技術を身につけ,それらを応用できる能力を有すると認定された場合に博士(工学)が授与されます。