1. ホーム
  2. 高大接続とは 高大接続について

高大接続について

 高校の教員と大学の教員が連携して教育活動を展開する「高大連携・接続」は、近年、全国的に広がっており、その形態は多様をきわめております。このサイトで逐一ご紹介する私たちの高大接続事業をご理解いただくためにも、先ずその多様な形態を説明しましょう。

高校生の進路学習の一環としての高大連携

グラフ:高大連携の取組みみを行っている高校数の推移
グラフ:大学教員による高等学校での学校紹介や講義等の実施状況

 1990年代後半から広く行われるようになった「高大連携」は、主として高校生の進路意識を醸成したり高めたりすることを目的としています。

例えば、

  1. 大学の教員が高校で出張講義を行い、最先端の研究内容を分かりやすく説明したり、専門分野の紹介をしたりする
  2. 大学がオープン・キャンパスを開催し、そこで模擬授業を行うことで、高校生に大学での学問内容に親しんでもらう
  3. 大学での通常の授業に科目等履修生として高校生が参加し、そこでの学習成果を高校の単位として認定する(グラフ参照)
  4. 大学での実験などに高校生が参加し、個別指導を受ける

 といった取り組みがこれに当たります。この他に、大学コンソーシアムを形成している地域では、コンソーシアム参加大学の教員が高校生向けの連続講義を特別に設けてる場合もあります。(秋田県では、「大学コンソーシアムあきた」が行なっています。この組織が2010年度に提供した高校生向け講座は50科目を超えています。)

 この形態の高大連携は、3.は別として、どうしても単発的なものになりがちで、体系的な学力向上や意識形成に資するものとはなっていないきらいがあります。

写真:オープンキャンパス写真:オープンキャンパス
オープンキャンパスの様子

高大の「接続」を意識した高大連携

写真:高大の接続イメージ
写真:学習のイメージ

 これに対して、近年増加しつつある新しい高大連携の形があります。それは、高大の教員が協力して、教育内容の連続性や接続性を意識しながら、生徒・学生の育成に携わる、というものです。これにもいくつかの形態があります。

 例えば、 (1)高校の教員が大学で教壇に立ち、大学生に基礎科目の補習授業を行う一方、大学の教員が高校の教科の一部を担うという取り組みがなされています。(鳥取県では、鳥取大と県教委が協定を結び、大学と県立高校の教員を互いに派遣し合う試みが実施されています。)あるいは、(2)高大教員の合同研究会や授業参観を行う、という取り組みもあります。(お茶の水女子大学では、大学と付属高校の教員が協働して高校の授業科目の一部を設計・運営しています。)

 これらの試みは、高大の教員にそれぞれ新しい教育の場や議論の場を開くことで、そこで得られた経験や知見をそれぞれの持ち場にフィードバックすることを可能にし、そのようにしてこれまで以上に高大の接続性を高める効果が期待できるものです。

 秋田大学の「高大接続の実践的プロジェクト」は、この「高大の『接続』を意識した高大連携」を推進するためのプロジェクトです。その具体的内容は、「このプロジェクトについて」のコーナーをご覧ください。

ページの先頭へ