模擬授業フェスティバルを開催しました。

2016年08月24日

 

 

 

 

 

佐藤学(理数教育コース)


 秋田大学教育文化学部附属教育実践研究支援センターでは、学生の実践的課題を体系化、連続化を図るため本年度より模擬授業フェスティバルを実施することにしました。6月18日に60周年記念ホールを会場に開催しました。音楽研究室3年次グループからは音楽の授業、教育実践2・3年次グループからは算数の授業が提案されました。学生相互の協議の後、審査員の廣嶋徹先生、千葉圭子先生、山岡正典先生からご講評いただき、次の実践に向けて自信と課題をつかむことができました。最優秀賞に輝いた音楽研究室3年次グループの中村光さんの振り返りを紹介させていただきます。

【音楽研究室3年次グループ代表 中村 光】
 この度は、このような栄誉ある賞をいただきありがとうございました。正直なところ自分たちも受賞できるとは思ってもいなかったので驚いている次第であります。このような賞をいただけたのも、教材準備など様々な面でサポートしてくださった実行委員会の先生をはじめ、指導に当たってくれた音楽教育研究室の先生方、審査委員の先生方、そしてメンバー5人の支えがあったからだと思います。
 今振り返ると、この模擬授業フェスティバルに向けて活動してきた約2か月半は、中身の濃い充実した時間であったと思います。最初は「鑑賞」と「表現」「音楽づくり」を関連付けた授業実践は可能であるのかという課題に対して、自分たちでもできるのかと不安を抱えていました。そんな時、去年の実習を思い返し「もしも自分たちが子どもだったら」というところに立ち返ることで授業の本質が見えてきたような気がします。模擬授業フェスティバルを通して培った授業設計力や実践力をこれからの教育実習、将来につなげていけたらと思います。


 第2回は2月に開催したいと計画しています。授業実践を高めたいと思う仲間が増 えていくことを期待します。