“美郷フェスタ”で音楽教育講座学生がコンサートを開催しました。

2013年11月20日

学校教育課程教科教育実践選修 爲我井 壽一


 先月、10月26日(土)美郷町から依頼された美郷町の“美郷フェスタ”でのコンサートに学校教育課程音楽教育講座の学生が出演しました。参加した学生は22名、教員1名と地域創生課職員2名が同行しました。
 美郷町での音楽教育講座学生によるコンサートは今回で2回目です。これは昨年から秋田大学と美郷町による地域連携協定の一環として始まり、昨年は美郷中学校で合唱コンクールにゲストとして出演し“水のコンサート”を行いました。今年は町の公民館が会場で、400人収容の大きなホールで演奏が出来たことに学生たちは大喜びでした。 
 当日は朝9時に大学をバスで出発して美郷町に向かいました。到着後、控室で軽くリハーサルを行った後、11時30分からピアノ連弾、ソプラノ独唱、ピアノソロ、二重唱、フルート、合唱等のコンサートが始まりました。


ピアノ連弾


ソプラノ独唱



フルート


ピアノソロ


 会場は小学生、中学生、町民のお客様が来ていて盛況でした。学生は一週間前の10月20日(日)に大学祭演奏会で演奏していたこともあり、前回よりも落ち着いて演奏していたように見えました。アンコールでは会場に集まったたくさんの聴衆と一緒に「ふるさと」を合唱して大きな温かい拍手を頂き、学生も大変感激していました。美郷町の広報誌によると美郷フェスタの目的は「地域のふれあい」と「交流の輪」だそうですが、コンサートにいらしていた町民の方々からそのような想いや雰囲気が舞台にいる学生にも心地よく伝わってきて楽しく演奏会を行うことが出来ました。


コンサート会場


   合唱


 コンサートも無事に終えて、帰途バスで大学に向かう途中「全国名水百選」に選ばれている六郷湧水群の“ニテコ清水”と“御台所清水”を全員で見学しました。清々しい自然の景色に、心と体をリフレッシュすることが出来きました。今回のコンサートは多くの学生にとって、大学外でのコンサートのため緊張した中で本番に臨みました。しかし、美郷町の人々の温かい雰囲気に触れながらリラックスして十分に演奏することが出来ました。地域の人々に音楽を楽しんでもらいながらも、多くのことを学んだ実り多い1日でした。


ニテコ清水


御台所清水





 

ホップの6次産業化による地域活性化

2013年11月06日

地域科学課程生活者科学選修 池本 敦


 10月31日、横手市の第三セクターである株式会社大雄振興公社を訪問しました。同社は温泉宿泊施設「ゆとりおん大雄」の運営を担当する企業ですが、新規事業として特産食品の開発を展開しています。現在、最も注力されているのがホップ関連食品です。


ゆとりおん大雄


 横手市大雄地区で栽培が盛んなホップは、球花の部分が芳香・苦味成分としてビールの原材料に使用されていますが、葉の部分は未利用でした。この葉を有効活用し、乾燥・粉末化して茶飲料として開発されたのが「大雄ホップ茶」です。


ホップ葉と球花の粉末


大雄ホップ茶


 私たちの研究グループでは、商品の付加価値を向上させるために、ホップ葉の健康機能について共同研究を展開しています。これまでにホップ葉はポリフェノール含量が高く、抗ガン、免疫賦活、高血圧予防作用などの優れた生理機能を有することがわかり、現在は有効成分の分析を行っています。

 先日、東北農政局の岩本次長が同社を訪問され、同公社の齋藤顧問や鈴木取締役支配人と一緒に、これまでの開発経緯や研究の展開、事業の進捗状況などを説明しました。岩本次長からは、東北地域における「食と健康」セミナーに関する活動や機能性食品の表示に関する最新情報をご提供くださり、私たちのホップ事業についても大変建設的で有意義なご助言をいただきました。


会議の様子


 農家の高齢化による後継者不足のため、ホップ栽培の維持が課題となっている状況ですが、同公社では継続を断念したホップ園とノウハウを引き継ぎ、栽培も行っています。また、加工施設も整備し、製造から販売までを全て手掛けています。このように、1次産業の栽培、2次産業の製造、3次産業である販売を全て手掛ける事業形態を6次産業と最近呼ぶようになりました。1+2+3=6あるいは1×2×3=6という意味ですが、複数の事業者で協力して行う場合には、農商工連携と呼ぶこともあります。

 地域特産の農産物をそのまま出荷するのではなく、製造・販売まで手掛けることで新たな雇用が創出されますし、健康機能などの付加価値を商品に付けることができれば、経済的利益も拡大します。


ホップ葉粉末を活用した麺類


 現在、ホップ葉粉末を活用した茶飲料以外の食品の開発も検討されており、麺類やパンなどへの活用が検討されています。私も試食しましたが、ホップの爽やかな香りとほのかな苦みが加味され、とても美味しく仕上がっていました。これらに健康機能を付加して、ホップ関連食品が拡大するように研究面で協力してきたいと考えています。


ホップ葉粉末を使用したうどん


ホップ葉粉末を使用したパン

 

スタージュ・オータムキャンプが開催されました。

2013年10月30日

集団討論の練習

 

就職委員会 委員長 林 信太郎


 来年夏の教員採用試験を目指して,10月25日から26日に秋田県教育委員会の総合教育センターで,スタージュ・オータムキャンプが開催されました。参加者は,3年次の教職希望者41名,採用試験に合格した4年生の先輩がアシスタントとして11名,指導に当たる教員が19名でした。
 大学の授業終了後,バスで移動し,総合教育センターの研修室へ。開校式の後,「教員の職能成長と教員研修」というタイトルで秋田県総合教育センター所長の伊藤成年氏からお話を伺いました。18時30分からは夕食。かなりボリュームのあるトンカツ定食。その後,レクリエーションと姫野完治先生の指導による教員採用試験に関する下調べのグループワークなどが続きました。学生交流時間,入浴などの後,23時には就寝。
 翌日は7時30分に朝食。8時30分から秋田県教育庁の教育専門監の白山雅彦氏から「求められる教師になるための心構え」という講義をしていただきました。保護者やこどもから求められる教師像や秋田県の「学校教育の指針」についてわかりやすくしかも熱のこもったお話をしていただきました。次に障害児教育講座の藤井慶博先生から「教員採用試験の中身を学ぼう」というタイトルで筆記試験や集団討論を体験してみました。集団討論では「しつけ」をテーマに4年生の合格者たちが模範の集団討論(きちんとかみ合った討論をしてさすがだと思いました),その後,「学校教員に必要な資質・能力」をテーマに受講生を8グループにわけて集団討論を行いました。面接官役は学部の先生と先輩の4年生です。はじめての集団討論にしてはスムーズに自分の意見を述べている学生が多いのが印象的でした。
 最後に閉校式を行い,学部長から「今回のオータムキャンプで得た成果を元に今後教員としての自己開発を行ってほしい」「集団討論に備えて意見をわかりやすく伝えること,論点をきちんと整理すること,普段から様々なニュースにアンテナをはっておくことなどを実践してほしい」との講評がありました。このようにして11時50分にはずべての日程を終了して帰りのバスに乗り込みました。
 今回のオータムキャンプを受講した学生からは「とてもやる気が出ました。来年にむけてがんばりたいと思います」,「過去問が全くできなくて危機感を感じた。これからがんばります」,「自分の考えを説得力のある形で表現する方法を身につけたい」,「教員に向いているかどうか悩んでいたが,仲間や先輩の話を聞いているうちに教員になりたいという気持ちが強くなった」などの感想が出ていました。今回のオータムキャンプでは,1年後の採用試験に向けてモチベーションを高めることができました。また,教員の資質を高めて行く方向性についても,参加した学生に理解していただけたと思います。来年の教員採用試験に向けて,がんばっていただきたいと思います。

環境管理活動展開中!~環境内部監査編~

2013年10月08日

有害側面の実地監査

 

学生監査員による監査

 

人間環境課程自然環境選修 環境管理委員会事務局担当  小林 到


 秋田大学教育文化学部と附属学校園(附属幼稚園、附属小学校、附属中学校、附属特別支援学校)は、9月に環境内部監査を受審しました。秋田大学の環境管理マニュアルでは、8月から9月の期間に環境内部監査を実施することとしており、その一環として行われたものです。
 環境内部監査は、秋田大学(手形地区・保戸野地区)環境管理委員会で実施している「環境内部監査員養成講習会」を受講し、認定証を得た監査員が担当します。この講習会は教職員だけでなく学生も受講できるので、学生の有資格者もおり実際今年も学生監査員が活躍しました。特に、附属中学校の環境内部監査は教育文化学部の学生監査員によって実施され、学生にも徐々に環境活動が広がっています。

 監査にあたっては、環境に関連する法令が適切に守られているか、環境活動の記録が整っているか、そういった情報が共有されているかなど、チェックリストに基づいて行われました。また、監査のなかでは新たな有益側面がないかを担当者に直接ヒアリングし、環境に良い取り組みがないかも調査しました。このように、自分たちの取り組みをセルフチェックすることで、改善点を発見し継続的に改善をおこなっているのです。
 今年の環境内部監査では、附属学校園での環境教育に力を入れている有益面について評価を受けましたが、残念ながら法令順守に関して1件の指摘事項がありました。これについては、10月中に改善を終える予定です。

 このように、継続的な改善の取り組みを含めた環境活動を展開しながら、学生が環境活動へ参加する機会を増やしていけるよう務めていきます。

日本中国学会第六十五回大会(10月12,13日、手形キャンパス)を開催し、両日とも特別講演会、特別展示が行われます。

2013年09月30日

国際言語文化課程日本・アジア文化選修 吉永 慎二郎


 日本中国学会は会員二千余名を擁する日本を代表する中国学研究の全国学会ですが、このたび第六十五回大会を平成25年(2013)10月12日(土)、13日(日)の両日にわたり秋田大学手形キャンパスにて開催することとなりました。秋田大学での開催は38年前の昭和50年(1975)の第二十七回大会以来の二回目となります。
 今回の大会では、三部会(Ⅰ哲学・思想部会、Ⅱ文学・語学部会、Ⅲ日本漢文部会)に分かれての四十一題の研究発表のほか、二題の特別講演会(12日、13日に各一題)、特別展示(内藤湖南「湖南小稿」)などの行事が開催されます。 
 研究発表はアカデミックな専門的発表の場として設定されておりますので大会参加費が必要ですが、下記の特別講演会や特別展示、また日本漢文部会の漢文教育の発表については、専門外の教職員や学生・一般市民の皆さんにも開放し、聴講・参観は無料となっています。
 皆さんのご来聴、ご来観を歓迎します。
                  
                  記

○特別講演会:於教育文化学部60周年記念ホール
 10月12日(土)14:50~16:20
 「古典文学研究の方法について―陶淵明などを例にして」  
 石川 忠久(日本中国学会顧問、斯文会理事長、全日本漢詩連盟会長)
 10月13日(日)14:50~16:20
 「中国の政治文化について」
 寺田 隆信(元いわき明星大学学長、東北大学名誉教授、鹿角市先人顕彰館名誉館長)
○特別展示:於秋田大学附属図書館二階内藤湖南コーナー
 10月12日(土)、13日(日) 9:00~17:00
○Ⅲ日本漢文部会での漢文教育に関する研究発表:於3-344講義室
 10月13日(日)13:30~14:00
  「道徳教育」の視点を踏まえた漢文教育―漢文教材から生き方を考える―
  秋山 恵美(御所野学院高等学校教諭)

                                      以上

 

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