横手市山内三又地区のお祭りに参加しました。

2012年05月17日

恵比寿俵

 

前札を先頭に進む

 

舞台上での披露

 

国際言語文化課程日本・アジア文化選修
髙村 竜平 


 国際言語文化課程で開設されている専門科目「日朝比較文化論」は、日本と韓国・朝鮮の文化を比較するという目的を持っています。そのため、毎年韓国からの留学生を授業に受け入れて、正規課程の学生(このなかにも留学生が含まれています)と交換留学生などが一緒に授業を受けています。今年度は、地域科学課程の石沢先生のもとで社会調査をまなぶ学生たちも一緒に、本学地域創生センターの企画に参加して、5月12日(土)に横手市山内三又地区の春祭りにおじゃましました。

 この日は朝に学校を出発し、午後現地に到着しましたが、あいにくの雨でした。しかしこの地区の春祭りは曜日や天候に関係なくこの日に毎年おこなっているということで、決行されました。さいわい、祭りの開始後はほぼ雨に降られることもなく、順調にすすみました。
 学生たちは、県南地方によくみられる「恵比寿俵」を担いで地区内を練り歩くという形で参加しました。山内三又地区の皆さんが準備された恵比寿俵は、二つの俵を木の棒の上にならべ、カラフルな御幣などで飾ったものです。本来は中に餅などが入っている重たいものなのですが、こういうことに慣れていない学生が担ぐため、工夫して軽くしてくださったそうです。また恵比寿俵を先導する「前札(まえふだ)」には、「秋田大学学生有志」ということばも書いてくださいました。さまざまなご配慮に感謝します。
さて、学生たちは約3時間かけて地区内をまわったのですが、それぞれの家の前では住民の皆さんが待ち構えていて、家内安全を祈願するとともに、学生たちに手作りのお料理をご馳走してくださいました。最後に神社に奉納したときには、地区の代表者の方々がたちふさがり、拝殿入り口でしばらくもみあったあとに奉納するということになりました。
 また夜には地区で主催する演芸会に参加し、留学生による韓国コントとダンスも披露させていただきました。演芸会といっても本格的な歌やダンス(KARAもふくめ!)で、これをみに観光客も訪れるほどのおおがかりなものです。毎年、地区内で担当を決めて回り持ちで演芸会を催しているのだそうです。住民のみなさんのバイタリティと実行力に感服しました。
 
 「原子力村」などということばが使われ、「むら」というと閉鎖性や停滞性が連想されることも多くあります。しかしこの地域では、口々に「若い者がいなくなった」といいながらも住民の皆さんはおどろくほど積極的で進取の気性に富んでいるようにおもわれます。学生の中には、「演芸会にでるのだったらお年より向けに演歌を歌わないといけないのではないですか?」というものもいたのですが、そんなことはなく、学生たちの出し物にもさかんに拍手をおくってくださいました。伝統的な祭りのなかで、不慣れな学生が恵比寿俵を担いでまわる様子にも、よろこんで声を掛けてくださいました。現実の「むら」は、あたりまえのことですが、閉鎖的で停滞した面だけではないのです。このように、いままでことばや映像などによって作られてきたイメージとは異なる面を学生たちが実際に感じ取ってくれるのではないかと考え、このような授業をすすめています。

 さて、学生たちは口々に「すごく楽しい~」と叫んでいましたが、授業である以上「楽しい」だけですむわけはありません。これから、経験したことを文字化し整理して報告するという段階に入ります。フィールドワークの楽しさだけでなく、それをほかの人に伝わるように報告するまでの難しさを経験することもまた、授業のねらいです。どのような報告が出てくるのか、私のほうは楽しみに待っているところです。


青い空、白い砂浜、眩しい太陽のオーストラリアで英語をみがこう!

2012年05月01日

ゴールドコーストの街

 

国際言語文化課程国際コミュニケーション選修
上田由紀子 


 休学システムや長期休みを利用して、「秋田を出て、世界を見てみよう!」という学生が年々増えているのを感じます。そんな学生の希望が少しでも実現するように、様々な教員が、国際交流センターと協力して、海外の受け入れ大学の視察や受け入れ条件の交渉を行っています。
 私は、この3月に本学の協定校の1つであるグリフィス大学(オーストラリア)へ行ってきました。グリフィス大学は、ゴールドコースト他3カ所にキャンパス持つ総合大学です。さらに、最新の言語学習機器を完備したGELIと呼ばれる語学学校も併設されています。充実したカリキュラム(レベルは、初心者から上級者まで用意されている)と英語指導の専門資格を持つ講師による魅力的な授業は、本学の学生にお勧めです。春休みを使って行くと、オーストラリアは、夏。暖かいのもいいですね。何故だか分りませんが、日本人が少ない。この環境は、英語を学ぶにも、異文化体験するにも魅力的です。
 来年の3月には、このGELIへの短期留学のツアーを企画中です。また、来年の7月に向けて、グリフィス大の学生が秋田にshort stayするプログラムも計画中です。オーストラリアの青い海、白い砂浜、眩しい太陽の中、様々な文化圏の学生と触れ合いながら、英語力をみがきたいという人は、グリフィス大へ行ってみましょう!
 留学に興味のある人は、早い時期から計画的に準備する必要があります!ただ、行きたいと願っているだけでは実現しません。
 今年の「留学説明会」が以下の日程で行われます。英語圏へ行きたい人は、TOEFLなどの英語力を証するスコアー必要です。この説明会では、いつまでに、何を準備しなければならないのかが分るはずです。

「秋田大学海外留学説明会」
日時:5月18日(金)16:20~17:40
会場:一般1号館 107教室

卒業研究構想発表会

2012年04月27日

発表会の様子

 

講評を述べる選修主任・長沼誠子教授

 

地域科学課程生活者科学選修 池本 敦


 4月25日(水)・26日(木)の2日間、通常の授業終了後の夕方それぞれ約2時間にわたって、地域科学課程生活者科学選修と学校教育課程教科教育実践選修・家庭教科と合同の卒業研究構想発表会が開催されました。学生は3年生後期から半年間卒業研究準備ゼミを受講してきました。これから4年生の1年間をかけて大学生活の集大成として研究を行い、卒業論文を作成します。今回はその構想を発表する会で、これまでの準備ゼミの成果を踏まえ、これからどのように研究を進めていくのかを所属教員・学生約70名の前で説明しました。
 初めて大勢の前でプレゼンテーションする学生が多く、少々緊張気味でしたが、これから頑張って研究に取り組んでいくんだという熱意が伝わる発表で、質疑応答もしっかりとこなしていました。地域資源を活用した新商品の開発や、食生活、住環境、観光、教育、健康など、幅広い分野にわたり、大変興味深い内容でした。
 4年生にとっては就職活動で忙しい中での発表会でしたが、自分の行う研究の目的・方法や期待される成果などを論理的に説明できるプレゼンテーション能力は、社会人基礎力として必要なスキルです。学生には、この後10月に開催される中間発表会、2月の最終発表会と合計3回の発表機会があり、研鑽を積んでいく予定です。
 今回15名の4年生が発表しました卒業研究構想のタイトルを以下に示します。研究の進展内容に応じて、これらのタイトルは変更になることもありますが、今後の成果に大いに期待したいと思います。

・ホンナ(山菜)を活用した化粧品素材に関する研究
・高血圧・高血糖予防に有効な健康食品素材に関する研究
・白い花を用いた染色
・地域資源を活用した地域一体型の観光地づくりに関する考察
・行事食における地域性に関する研究
・麹調味料の調理特性及び食味特性に関する研究
・寒天の調理特性と食味特性
・秋田大学の夏期における自然共生型の教室温熱環境調整手法の啓発に関する研究
・小学校におけるシティズンシップ教育 ―ふるさと教育との関連に注目して―
・秋田県における食べ物の外観特性とおいしさ評価に関する研究
・秋田県における日本酒と料理の相性についての調査研究
・米加工品の調理特性及び食味特性に関する研究
・秋田の住宅における入浴行為に伴う室間温度差と生理・心理量変化の事例調査
・男鹿市の観光振興におけるナマハゲ伝道士認定試験の活用法の検討
・n-3系脂肪酸による老化予防・寿命延長効果に関する研究

さくら、桜、若草、サクラ

2012年04月25日

 

 

広報・地域連携推進委員会 篠原 秀一


 昨日秋田での桜開花宣言が出され、本日(4月25日)、最高気温予想は摂氏22度!長袖シャツを腕まくりして大学構内を歩く人もちらほら。で、ついに、秋田大学校内の各所各所で、すでにつぼみが赤く色づいていた桜たちが花を開かせ、本格的な春を連れてきてくれました。
 満開はまだこれからですから、1週間は花見ができるでしょうか。晴れやかな好天に種々の桜色が映えて、いつまでも眺めていたい気分です。実際に眺めていると眠ってしまいそうですが、鳥たちのさえずりで目が覚めるイメージがありますが、実際にはそれぞれに咲いた桜花には数多くの蜂類(?)が飛んでおります。ですから、遠くから眺めているのが、綺麗でうるさくなくてよいようです。









帰ってきたピカピカワヤワヤ

2012年04月16日

 

地域科学課程文化環境選修 篠原 秀一


 ここ数日は晴天が続き、秋田もようやく春の陽気が強まってきました。今年は不思議なことに、秋田市街地では寒の戻りを感じさせる日々がありませんでした。1か月遅れくらいの寒い日々が最近まで続いたせいでしょうか。急に冬が去って春が本格化したようで、最高気温は10度近く上がりました。それでもさすがに桜の開花はまだまだ先です。

 先先週の4日に在校生ガイダンス、5・6日に入学式と新入生ガイダンスを終え、先週9日から前期授業がすでに開始です。授業の始まる時間帯に、大学構内を新入生が1人あるいは集団で、教室の場所を求めてウロウロするのも、この時期ならではの光景です。
 でも、何といっても、ピカピカの自転車たちが授業時間中に校舎の駐輪場に並ぶ様子が、その光の新しいピカピカ/古い鈍い反射たちとともに、何よりも春の到来を感じさせます。少しマニアックでしょうか。自転車の光反射と学生たちの若々しさが、再び、大学に春を連れてきてくれたかのようです。

 こういう新たな精気が宿った大学の情景は、毎年のことながら、気持ちの良い気分を起こさせてくれます。まずは、新年度の開始を御祝いいたしましょう。みんなでよい意味でワヤワヤと、何よりも勉強・研究・仕事をやっていきましょう。余計な激励でしょうか。


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