秋田の生活文化を体験する在来生研修

2013年06月24日

 

 

 

 

学校教育課程教科教育実践選修 佐々木信子,望月一枝


 教科教育学講座家庭科研究室で、在来生研修を行いました。家庭科研究室では、毎年、秋田の生活文化を体験する研修を実施しています。今年は、男鹿の自然に触れ、五感を使って地域の生活文化を体験する研修です。出発時は、雨が降り始めていましたが男鹿半島の西北端、入道崎に着く頃にはとても良い天気になり、北緯40度モニュメント岩や灯台がある広大な浜辺で潮風に吹かれて、ゆったりとした時間の中で交流しました。昼食には、石焼き鍋や海鮮丼をいただき、地域の食文化を堪能しました。
 男鹿真山伝承館では、男鹿地方の曲家民家で、ナマハゲが暴れまわる大晦日の伝統行事を体験しました。男鹿温泉交流会館では、ナマハゲの壁掛けを手づくりし、先人がナマハゲに託した思いを考えることができました。なまはげ館の見学、わらや刺し子を使ったエコロジカルな衣生活も実感することができました。また、「なまはげ柴灯祭り」の舞台として有名な荘厳な雰囲気が漂う真山神社に詣で、4年生は、迫った教職試験合格、3年生、2年生はそれぞれの願いを祈っていました。風待ちの港として船乗りが多く在住した船川を通り、素晴らしい日本海を見ながら帰途につきました。この研修を通して、新指導要領で加わった「生活文化」について、実感を持って語れるようになったと思います。





人間環境課程1年次バスハイクを行いました。

2013年06月18日

十二湖のトレッキング

 

人間環境課程自然環境選修 林 信太郎


 人間環境課程1年次の新入生オリエンテーションを行いました。
 最初に訪れたのは十二湖。白神山地のふもとにある湖です。1年生の皆さんに世界遺産白神山地の自然のすばらしさを知ってもらうために,ここで1時間半程のトレッキングを行いました。ガイドは八峰町の白神ネイチャー協会のみなさん。小雨は降りましたが,かえってそのために涼しく,快適にブナの森を楽しむことができました。ブナの木,ミズナラ,トリカブト,キツツキ,マムシ草(食べてはいけない),イラクサなど様々なものが観察できて,白神山地をほんの少しだけですがあじわうことができました。
 その後あきた白神体験センターに移動し,昼食。この建物の窓からは日本海が見渡せます。長野県出身の学生さんが海を見て大喜びでした。
 昼食後のレクリエーションはドッジボール大会。白熱した試合の末にグループ4が優勝しました。まあ,この日のために臨時に組まれたグループなのですが,みなさん,おおいに盛り上がっていました。


ドッジボールでレクリエーション

スポーツ実習Ⅱ短距離走ゴールの瞬間

2013年06月12日

学校教育課程教科教育実践選修 長澤 光雄


 先週のストップウォッチによる手動計時方法の実習後、短距離走の実習を行いました。
 予選3組の上位2者に、残りのタイム上位者2名を加えた8名による決勝は、気温が30度に達する悪条件の中でありながら、大変盛り上がりました。スターターや決勝審判を務めた受講者も、走者の全力を出して競技に向かう姿勢に応え、真剣に役割を果たしていました。
 この写真は、審判役を担う受講生の数が不足しているので、高速連写できるデジカメを、着順判定に用いた結果、授業の雰囲気が出ていたので、みなさんに見てもらおうと提供いたしました。


 

紅白サツキ、五月晴れ

2013年05月31日

 

 

広報・地域連携推進委員会 篠原秀一


 秋田にとってはよき季節がやって参りました。大学構内のサツキも紅白咲いています。
五月晴れの青空、寒くも暑くもない、蒸してもいない、すがすがしい陽気です。きっと、勉学にも散歩にも昼寝にも心地よい季節ですね。こんな普通の情景も多くの人に見てもらいたいと思う今日この頃です。

新緑とサツキが涼風に吹かれる五月

2013年05月22日

 

 

広報・地域連携推進委員会 篠原秀一


 5月と6月の秋田市はかなり好天に恵まれることが多く、観光客にも地元住民にとっても気持ちのよい時期です。
 秋田大学構内の教育文化学部周辺の樹々もすっかり葉を繁らせ、サツキの赤い花が目にしみる季節となりました。いつもと少し違うのは、風が少し冷ためであることです。北の湿った高気圧の勢力が強いためでしょうか。涼風は心地よいのですが、農作物の育ちが気になります。大学構内は7月27日のオープンキャンパスに向けての準備が始動し、各授業も本格化して多くの学生達が行き交う昼間はとても賑やかです。

昔話データベースのご紹介

2013年05月14日

人間環境課程環境応用選修 林 良雄


 私は現在、人文科学におけるコンピュータの活用をメインに研究を行っています。例えば、方言調査のデータをインターネットを通じて報告し、そのままデータベース化していく等です。今回は、4月より私の研究室で運営しているサーバーで公開を始めた昔話データベースについてご紹介します。
 秋田県では平成22年度から平成24年度までの3か年、文化庁の「文化遺産を活かした観光振興、地域活性化事業」で採択された「昔話・伝説・言い伝えなどによる地域活性化事業」を行いました。この事業は県の教育庁生涯学習課文化財保護室を中心に構成される実行委員会と常光 徹国立歴史民俗博物館教授を筆頭として口承文芸や方言、民俗学の研究者で構成される実行委員会の外部組織等によって運営されました。秋田県には多くの昔話や伝説(秋田では「むかしっこ」)が語り部を通して、語り継がれており、その数は日本でも有数であるといわれています。この事業ではこの「むかしっこ」を地域活性化に生かすための方策を模索するための事業でした。具体的には「むかしっこ」を聞く会を開催したり、観光資源としての活用を考えるための「伝説ツアー」を企画する等の活動を行いました。更に、他県へ紹介するとともに秋田県民が「むかしっこ」の認識を深めるためにデータベースを作り、インターネットで公開する事業も行いました。私はデータベースの構築に関して技術的な面のサポートを行うために、委員会の外部組織の委員に加わりました。



 私がかかわったこのデータベースは二つの側面を持ちます。
 一つはデータが昔話や伝説などを集大成した日本昔話通観、日本昔話大成などの学術的価値の高い文献をもとにして作成されていることです。このデータ作成は口承文芸の研究者が様々な角度から助言を行いつつ、文化財保護室の方が大変苦労して作成されました。まだ一部のデータについては作成の段階ですが、かなりのデータ量となっています。検索についても分類やタイトルから探したり、詳細な検索項目を指定することができるようになっており、昔話や伝説の研究者にとっても価値あるものと思われます。



 もう一つの側面は、一般の方でも楽しく見ることができることです。昔話を観光資源として地域活性化につなげるためには、他県の方に秋田県に残る豊かな昔話を知っていただくことが重要となります。そのため、このサイトでは一般の方が少しでも昔話に興味をもてるような工夫をしています。例えばトップページでは秋田の代表的な昔話が紹介されており、これだけでも楽しめます。また、「地図から探す」という検索ではGoogle Mapsを利用して、辰子姫や坂上田村麻呂などの関わる昔話や伝説の地域分布が表示され、そこからそれぞれの話の詳細がみられるようになっています。更に、「画像をから探す」では昔話に関係ある画像を選択することで、それにかかわる話が検索できるようになっています。その他にも、昔話の詳細では一部に語り部の音声が聞けるものがあったり、昔話をある語り部が紙芝居にし、それを電子化したものを見ることができます。
 事業の終了後はサーバーの維持・管理の面から本学部内の私の研究室のサーバーでこのデータベースを運営しています。是非とも多くの方にご覧いただき、秋田の昔話の豊かさを実感頂き、その地を実際に訪れていただければ、と思います。サイトのURLはhttp://namahage.is.akita-u.ac.jp/monogatari/ です。




 

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