多摩大附聖ヶ丘高校、夢ナビライブ、進学説明会

2012年07月17日

多摩大学附属聖ヶ丘高校での出前授業

 

夢ナビ講義ライブの様子

 

地域科学課程生活者科学選修 池本 敦


 7月13~15日の3日間、東京で活動をしてきました。
 7月13日(金)に多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校に行きました。これまで地方国公立大との縁がなく、今回の国公立大ミニ説明会は初めての試みとのことでした。本学の他に山形大学、公立はこだて未来大学の3大学が参加しました。最初に20分間で秋田大学の紹介をさせていただき、その後各大学に分かれて、出前授業を行いました。先生方と意見交換を行いましたが、校長の丹伊田敏先生の学芸大附高校時代の教え子が本学部国際言語文化課程教授の立花希一先生とのことでした。丹伊田先生は放射化学が専門で、秋田の旧鉱山には何度も行かれたそうです。とてもご縁を感じました。
 多摩大附聖ヶ丘高校の生徒は積極的に挨拶ができて礼儀正しく、非常に熱心な受講姿勢でした。私の授業では「脂質栄養と健康」について講義を行いました。食生活についての身近な話題でしたので、多くの質問がありましたが、余談で話した「秋田美人」が一番関心を持ってもらえたようです。山形大の門馬甲兒先生が地方国立大学の長所を熱心に説明下さいました。東京の私大に自宅から通学するのと地方国立大に下宿で通う場合では経済的にはほぼ同じであり、地方での少人数教育で経験・研鑽を積み、再び東京に戻って働くのも有意義であるとのお話でした。生徒も納得の様子でしたので、進路選択の際は是非秋田大学も検討してもらえればと思います。
 7月14日(土)は東京ビッグサイトで開催された夢ナビライブ2012に参加しました。(株)フロムページ主催・文科省後援の高校生向けイベントで、大学説明や講義が体験できます。2つのZONEに分かれ、ブースZONEでは、133大学が個別ブースを開設し、来訪した生徒の質問に答えます。本学部からは篠原秀一先生が参加しました。ステージZONEでは、複数のステージに分かれて274名の大学教員が講義を行います。1~7時限の時間割で、高校生は希望の講義を最大7コマ受講できます。非常に多くの高校生が参加し、学会等で何度もビッグサイトを訪れていますが、今回のイベントは私が参加した中では最大規模でした。
 私は6時限目の講義を担当し、「地域食資源を活用した健康食品の開発」についてお話しました。地域の様々な資源を活用する方法を学ぶことは、「地域活性化への貢献」という視点から非常に重要です。ライブ講義では、秋田の紹介や産業・農業・伝統食の特徴を説明し、地域に豊富に存在する廃棄農産物や未利用山菜などの食資源を活用して健康食品として商品化する活動について、私たちが実際に行っている事例を紹介しました。本学部地域科学課程の「地域」という言葉は、高校生には「地方」という意味にとられます。また、ある特定の地域についての研究で、秋田のことしか扱っていないというふうに狭い意味に捉えられがちです。今回も秋田での活動について紹介しましたが、これは一つの事例であり、このような考え方や方法論は他の地域にも適用可能です。「地域」を「社会」全般に広く捉え、例えば東京も一つの「地域」であることを知ってほしいと思います。
 7月15日(日)は池袋サンシャインシティで開催された外国人学生のための進学説明会に参加しました。独立行政法人日本学生支援機構の主催で、日本の大学等に進学することを目的に来日し、語学学校等で日本語を学んでいる外国人学生のための進学説明会です。169の大学・高専・専門学校がブースを開設し、大学の紹介や生活、入学試験の方法などについて説明しました。秋田大学のブースは、私の他に工学資源学部の村岡幹夫先生、入試課の工藤和昭さんの3人で担当しました。本学ブースには約70名の学生が訪れましたが、出身国は中国が最も多く、韓国、モンゴル、インドネシアなどのアジア各国の他、アメリカからの学生もいました。外国人学生には一部の超有名大学以外はあまり知られておらず、どの大学も横一線という印象でした。説明では、まず秋田がどこにあるのかや街の特徴について話しました。訪問者は学べる内容や卒後の進路などを質問し、入試難易度や留学生の人数と支援制度などを気に掛けている様子でした。これらを丁寧に説明し、秋田大学の良さを分かってもらえれば、進学希望者は大勢いると感じました。

日立北高校で出前授業を行いました。

2012年07月11日

 

国際言語文化課程 日本・アジア文化選修 内田昌功


 7月4日に茨城県立日立北高等学校で出前授業を行いました。日立北高校では学生の進学に対する目的意識を高め、学科選択の参考にすることを目的に大学模擬授業を開催しています。本年度の講師は20名で主に関東・東北地域の大学から招かれ、秋田大学からは私と地域科学課程の池本敦先生が授業をさせていただきました。
 私の授業のテーマは「中国学入門」で、中国の文化や歴史、近年の社会状況について話をしました。授業は自由選択制ということもあり、中国の文化や社会に関心のある学生も多く、授業中のやり取りの中で学生が意外なことを知っていて驚いたりもしました。高校生が今どんなことを考えているのか垣間見ることもでき、私にとっては新鮮でまた有意義な経験となりました。この授業が役に立ったかはわかりませんが、世界や中国が今大きな転換期の中にあることを少しでも感じてもらえたならばうれしく思います。

梅雨の晴れ間

2012年07月10日

 

 

広報・地域連携推進委員会 篠原秀一



 秋田にも梅雨明け前の夏が到来しています。例年、秋田の本格的な梅雨期は7月と言ってよいのですが、今日は全国的な梅雨の晴れ間にならって、晴天です。ただし、蒸し暑いです。夏の蝉たちが鳴き始めました。
 現在、教育文化学部の構内は5号館などの改修工事中のため、日中はその工事の音が授業とぶつかり、窓を開けづらい状況です。窓を開け、ドアを開ければ意外と自然の風がきれいに入ってきて、無理なく涼しいのですが、そればかりが残念です。その現場では改修工事に汗を流している多くの人達がいます。この工事は秋まで続くようですが、無事を祈るばかりです。

初年次ゼミ・フィールドワーク(秋田内陸線)

2012年06月26日

秋田内陸線・鷹巣駅から出発する学生

 

地域科学課程生活者科学選修 池本 敦


  6月23日(土)に地域科学課程1年次の授業・初年次ゼミでフィールド―ワークを行いました。参加者は地域科学課程の新入生66名全員とサポート役の3年生2名及び教員8名の合計76名で、調査地域は秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)とその沿線です。朝8:30に貸し切りバスで大学を出発し、10:10に始発駅である鷹巣駅に到着しました。そこから11班に分かれ、ホリデーフリー切符を使用して自由に秋田内陸線の各駅で乗降し、駅及び沿線地域を調査しました。最終的に17:50に終着駅の角館駅に集合して再び貸し切りバスで帰途につき、大学へは19:10頃に到着しました。
 ちょうど新緑の季節で、列車は緑のトンネルを通過していくようで気持ちよく、まさに癒しの風景でした。学生は各班で以下のようなテーマを設定し、調査をすることが目的でしたので、ゆったりとした気分でなかったかもしれません。

・1班: 阿仁前田駅周辺を散策し散歩コースを提案
・2班: 地方集落の現状とその暮らし
・3班: 周辺地域の地域振興及び観光活性に関する提案
・4班: 鷹巣駅、米内沢駅及び比立内駅周辺を対象とした観光コースの提案
・5班: 阿仁町・根子集落の調査
・6班: 両端駅である鷹巣及び角館駅おける食を中心とした土産物・特産品の調査
・7班: 車窓景観と各地の観光資源に関する調査
・8班: 阿仁合駅周辺の観光施設の調査
・9班: 角館の街を歩き観光客が惹きつけられる角館の魅力を知る
・10班: 阿仁合駅周辺の名物料理と特産品について
・11班: 両端・中間駅(鷹巣、阿仁合、角館)の駅構内と周辺の空間利用についての調査比較

 地域科学課程は、地域活性化に貢献する人材の育成を目的としていますが、地域生活の実相と課題に対する認識を深めるために、机の上の学習だけでなく、フィールドワーク等の教育を重視しています。秋田内陸線沿線の自然や人々の生活に触れ、文化や産業の特徴を理解することで、事実をとらえる感覚を現場から学んでいくことが地域理解には必要です。その上で、沿線に豊富な観光資源の活用の方法等について、まだ未熟かもしれませんが学生には自分の頭で考えて欲しいと思っています。
 米内沢駅に到着する手前あたりでは、車窓から“田んぼアート”を見ることができました(写真参照
)。田んぼの中に美しい「はまべ(浜辺の歌)」の楽譜が登場しましたが、作曲者の成田為三先生は米内沢のご出身で、米内沢には先生を記念した浜辺の歌音楽館があります。成田為三先生は秋田大学教育文化学部の前身である秋田県師範学校の卒業生で、秋大生の先輩にあたります。秋田大学手形キャンパスの正門右側にあるインフォメーションセンターには成田為三の常設展示場がありますので、機会がありましたらご覧ください。
 学生は調査内容をまとめ、7月17日(火)と24日(火)の授業(16:10~17:40)で発表会を行います(場所:一般教育棟2号館203号室)。両日の授業は一般開放いたしますので、ご自由にご覧ください(事前連絡不要)。


米内沢駅付近の田んぼアート

ハイファ大学交換留学開始後一年を経て

2012年06月18日

 

国際言語文化課程国際コミュニケーション選修 三宅 良美


 5月1日から13日まで再びハイファ大学へ参りました。今回は授業「日本のマイノリティー」の最後のセッションを完結することの他に二つのイベントがありました。
1.ハイファ大学・秋田大学間交流についての会議
 アジア学科学科長オルニット(Ornit Shani) 、アジア学科日本学プログラム長ミキ(Michal Daliot-Bul、国際科(留学生科)事務局長タマール (Tamar Vital) と話しあいました。(写真)
 2011年から、ハイファ大学のアジア学科・日本語プログラム専修の学生が秋田大学に留学し始めました。今年は秋学期から二人の学生がくることとなりました。数多くの応募者の中から選ばれた優秀な学生たちです。「秋田ってどんなところですか?」と目を輝かせています。
 秋田大学からは国際コミュニケーション専修の関野崇さんが2011年10月からハイファ大学で勉強をしています。何百人もの留学生のうち日本人は早稲田大学からの留学生と関野君二人だけ。「ものすごく読まなきゃならないけど、エキサイティングですよ。」とのこと。どのように成長して帰ってくるか楽しみです。
ハイファ大学国際科への留学には、TOEFLのスコア提出が必要となりました。ヘブライ語のコースを中心に、チャレンジして欲しいものです。
2.日本・イスラエル60周年記念シンポジウム
 今年は日本とイスラエルが国交を開始して60年目。さまざまなイベント、シンポジウムが目白押しです。5月7―9日には エルサレム・ヘブライ大学トルーマン平和研究所において、「日本とイスラエル:地域的・双方的・文化的視点」と称しシンポジウムが開かれました。米国プリンストン大学教授 シェルドン・ギャロンによる講演Transnational Japanによって幕開けしたこのシンポジウムでは、日本人民族音楽学者Yayama Kumiko氏のアレンジメントによる、箏・ウード(アラブ楽器)・ユダヤ教会カントール(宗教歌手)を合わせた見事な演奏を聴くこともできました。同日、イスラエル日本学会も発足しました。
 この行事のひとつとして、一週間後には、ハイファ大学ヘクト・ホールにおいて、シンポジウム「ブトーと日本の前衛:イスラエルの視点」と、イスラエル人ブトー家Adi Lamdanによるパーフォーマンスがありました。2年前来校したProf. Rotem Kowner の主催です。「Butoh(ブトー)」というと、日本の人にはあまり知られていませんが、ヨーロッパ、イスラエル、北米で高い人気を誇っています。暗黒舞踏、前衛舞踏と呼ばれた、日本生まれのパーフォーマンス芸術です。秋田出身の石井漠も舞踏を生み出した親達のひとりとして名を連ねています。



新しい学部案内パンフレットができました。

2012年06月13日

緑のトンネル

 

 

広報・地域連携推進委員会 篠原秀一


 新しい学部案内パンフレット、「秋田大学教育文化学部2013」が、遅ればせながらできあがりました。昨年度用の2012と基本的骨格は変わりませんが、現時点での最新内容に更新されておりますので、興味ある方には是非、御覧いただきたいと思います。近いうちに、このホームページでも閲覧・ダウンロードできるようにいたします。

 新しい学部案内には大学構内の風景写真が少ないので、さらに大きくなった緑のトンネルの写真を前回に引き続き、掲載します。今日13日午後1時40分頃の様子です。午後の授業は12時50分からですから、授業中につき学生さんたちの姿はあまり見られず、静かに日差しが降り注いでおります。晴天はもう、1週間くらいは続いているでしょうか。
 気温は摂氏25度を多分越えているでしょう。秋田でも木陰の涼しさが感じられるようにもなってきました。でも、梅雨前線より北側の大気団の影響で、今日もさわやかな風が吹いています。働くのにも休むのにも、気持ちのよい季節が続いています。
 ちなみに、前期の授業は7月末から8月初めには終了します。学期末には期末試験の準備あるいはレポート作成に勤しむ学生たちで図書館が賑わいますが、ちょうどその頃は、秋田では梅雨の盛り。蒸し暑さと戦いながら、試験やレポート課題とも戦います。

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