卒業研究構想発表会

2012年04月27日

発表会の様子

 

講評を述べる選修主任・長沼誠子教授

 

地域科学課程生活者科学選修 池本 敦


 4月25日(水)・26日(木)の2日間、通常の授業終了後の夕方それぞれ約2時間にわたって、地域科学課程生活者科学選修と学校教育課程教科教育実践選修・家庭教科と合同の卒業研究構想発表会が開催されました。学生は3年生後期から半年間卒業研究準備ゼミを受講してきました。これから4年生の1年間をかけて大学生活の集大成として研究を行い、卒業論文を作成します。今回はその構想を発表する会で、これまでの準備ゼミの成果を踏まえ、これからどのように研究を進めていくのかを所属教員・学生約70名の前で説明しました。
 初めて大勢の前でプレゼンテーションする学生が多く、少々緊張気味でしたが、これから頑張って研究に取り組んでいくんだという熱意が伝わる発表で、質疑応答もしっかりとこなしていました。地域資源を活用した新商品の開発や、食生活、住環境、観光、教育、健康など、幅広い分野にわたり、大変興味深い内容でした。
 4年生にとっては就職活動で忙しい中での発表会でしたが、自分の行う研究の目的・方法や期待される成果などを論理的に説明できるプレゼンテーション能力は、社会人基礎力として必要なスキルです。学生には、この後10月に開催される中間発表会、2月の最終発表会と合計3回の発表機会があり、研鑽を積んでいく予定です。
 今回15名の4年生が発表しました卒業研究構想のタイトルを以下に示します。研究の進展内容に応じて、これらのタイトルは変更になることもありますが、今後の成果に大いに期待したいと思います。

・ホンナ(山菜)を活用した化粧品素材に関する研究
・高血圧・高血糖予防に有効な健康食品素材に関する研究
・白い花を用いた染色
・地域資源を活用した地域一体型の観光地づくりに関する考察
・行事食における地域性に関する研究
・麹調味料の調理特性及び食味特性に関する研究
・寒天の調理特性と食味特性
・秋田大学の夏期における自然共生型の教室温熱環境調整手法の啓発に関する研究
・小学校におけるシティズンシップ教育 ―ふるさと教育との関連に注目して―
・秋田県における食べ物の外観特性とおいしさ評価に関する研究
・秋田県における日本酒と料理の相性についての調査研究
・米加工品の調理特性及び食味特性に関する研究
・秋田の住宅における入浴行為に伴う室間温度差と生理・心理量変化の事例調査
・男鹿市の観光振興におけるナマハゲ伝道士認定試験の活用法の検討
・n-3系脂肪酸による老化予防・寿命延長効果に関する研究

さくら、桜、若草、サクラ

2012年04月25日

 

 

広報・地域連携推進委員会 篠原 秀一


 昨日秋田での桜開花宣言が出され、本日(4月25日)、最高気温予想は摂氏22度!長袖シャツを腕まくりして大学構内を歩く人もちらほら。で、ついに、秋田大学校内の各所各所で、すでにつぼみが赤く色づいていた桜たちが花を開かせ、本格的な春を連れてきてくれました。
 満開はまだこれからですから、1週間は花見ができるでしょうか。晴れやかな好天に種々の桜色が映えて、いつまでも眺めていたい気分です。実際に眺めていると眠ってしまいそうですが、鳥たちのさえずりで目が覚めるイメージがありますが、実際にはそれぞれに咲いた桜花には数多くの蜂類(?)が飛んでおります。ですから、遠くから眺めているのが、綺麗でうるさくなくてよいようです。









帰ってきたピカピカワヤワヤ

2012年04月16日

 

地域科学課程文化環境選修 篠原 秀一


 ここ数日は晴天が続き、秋田もようやく春の陽気が強まってきました。今年は不思議なことに、秋田市街地では寒の戻りを感じさせる日々がありませんでした。1か月遅れくらいの寒い日々が最近まで続いたせいでしょうか。急に冬が去って春が本格化したようで、最高気温は10度近く上がりました。それでもさすがに桜の開花はまだまだ先です。

 先先週の4日に在校生ガイダンス、5・6日に入学式と新入生ガイダンスを終え、先週9日から前期授業がすでに開始です。授業の始まる時間帯に、大学構内を新入生が1人あるいは集団で、教室の場所を求めてウロウロするのも、この時期ならではの光景です。
 でも、何といっても、ピカピカの自転車たちが授業時間中に校舎の駐輪場に並ぶ様子が、その光の新しいピカピカ/古い鈍い反射たちとともに、何よりも春の到来を感じさせます。少しマニアックでしょうか。自転車の光反射と学生たちの若々しさが、再び、大学に春を連れてきてくれたかのようです。

 こういう新たな精気が宿った大学の情景は、毎年のことながら、気持ちの良い気分を起こさせてくれます。まずは、新年度の開始を御祝いいたしましょう。みんなでよい意味でワヤワヤと、何よりも勉強・研究・仕事をやっていきましょう。余計な激励でしょうか。


イスラエル・ハイファ大学で「日本のマイノリティー」を教えています。

2012年04月16日

国際言語文化課程国際コミュニケーション選修 三宅 良美


 3月と5月、イスラエル・ハイファ大学アジア学科でミニコース「日本のマイノリティー」(12回)を教えています。コースで使う資料は大学図書館のReserved desk によりスキャンされ、High Learning というシステムにアップロードされます。学生は常にそれにアクセスしていなければなりません。
 ハイファ大学は、イスラエルの中でもパレスチナ・アラブ人、ドゥルーズ人、エチオピア人など民族の多様性がもっとも顕著な大学といえます。そのため、学生たちは日本のマイノリティーの問題に強い関心を寄せています。質問やコメントにはとめどがありません。とくにパレスチナ人の学生はパレスチナ問題と日本のマイノリティーの問題との共通点に目を向けているようです。学生たちに刺激を与えることができて幸いに思います。

 

卒業を祝う会

2012年03月30日

卒業を祝う会の様子


 

人間環境課程環境応用選修 宇野 力


秋田大学の卒業式終了後に毎年開かれている「卒業を祝う会」について紹介します。

秋田大学教育文化学部には「旭水会」という同窓会があります。旭水会は、創立123年の伝統ある同窓会で、会員数は全国約10,000名・13支部という規模であります。この旭水会主催による「卒業を祝う会」は新入会員の歓迎会でもあり、今年度も3月22日午前に挙行された秋田大学卒業式のあと、午後1時から3時まで秋田ビューホテルにて開催されました。例年200名近い教育文化学部卒業生が参加しております。今年度は、吉村昇学長、池村好道学部長、名誉教授の諸先生方をはじめ、教育文化学部の教職員も多数参加しております。

卒業式は厳かな雰囲気の中で行われますが、この卒業を祝う会は、食事をとりながら旭水会の先輩方によるコーラスなどの歌や踊りを楽しむことができ、とてもリラックスした雰囲気で行われています。卒業生と最後に色々と話すことができる貴重な機会ですので、私も都合のつく限りはなるべく出席するようにしてきました。残念ながら、今年度に私のもとで数学の卒業研究を行った3名の卒業生はいずれも欠席でした。

昨年度は、東日本大震災の影響で、秋田大学卒業式ならびに卒業を祝う会も中止となりました。昨年度、卒業式を行ってあげられなかったことは、今なお申し訳なかったという気持ちです。今年度、無事、卒業式ならびに卒業を祝う会が行われて卒業生を見送ることができたことに安堵しています。

今年度の卒業を祝う会で、シンガーソングライターという肩書きで教育文化学部卒業生の渡部絢也さんが、「秋田HATA☆HATA☆ROCK&SAMBA!!」というハタハタの歌を熱唱してくれました。数年も前のことになりますが、私の数学の授業も受けていたので、彼のことは覚えています。彼は卒業時には地元の金融機関に就職したのですが、その職を離れて現在の活動をしているようです。今後の彼の活躍を見守りたいと思います。(渡部さんの活動はこちらをご覧ください)

 今年度の卒業生は、多くの期待と不安をもって、これから社会へと出て行きます。卒業生の活躍を期待しております。またいつでも秋田大学に顔を出してください。教育文化学部にはホームカミングデーもありますので!



「はる」待つ一週間

2012年03月26日

 

地域科学課程文化環境選修 篠原 秀一


3月22日に卒業式が挙行され、今週は静かな1週間です。今日(26日)朝には、秋田市街地でも季節外れの重たい雪が数センチ積もっていました。風はまだ冷たく、先日22日午後の暖かな空気がもう恋しくなります。九州北部では梅が1か月遅れで3月上旬にようやく開花したという話も聞きました。東北でも少し季節の進みが遅いようです。

 例年のことながら、この時期は多くの学生たちがキャンパスを後にし、また、教職員にも去る人あり、一部入れ替わり、少し寂しい季節です。卒業生の一部は、わざわざ挨拶に来てくれて、御礼を言ってくれます。いやいや御礼はこちらこそ、ああすればよかったこうすればよかったとつい考え、十分に助力ができず申し訳ない、と思ってしまうのですが、繰り言はやめましょう。目の前にいる卒業生は、新天地への思いで新たな気が満ち始めているのですから。校内の樹木もよく見れば少し艶めいてきました。

 今は静かですが、秋田大学のキャンパスも、来週4日には在校生ガイダンス、5日には入学式、6日には新入生ガイダンスがあり、学生たちが若返って戻ってきます。賑やかな雰囲気と心地よい緊張感が還ってきます。来週は新しい年度の始まりです。そういえば、山口瞳さんのある小説に、「3月末は学校では大晦日だ」と書いてありました。

 新天地へ向かう人々の前途を祝すとともに、こちらも新たに気を張って、「春」を迎えることとしましょう。

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